投稿日:2006-12-28 Thu

年の瀬も押し詰まって、年内に決めて主催者に報告しておかなければならないことができていなくて困っていました。
川越の葬儀から帰阪すると、お願いしていたドクターから講師応諾のお返事が届いて、報告書を作成することができました。
-------------------------
3・18学習講演会(大阪府委託事業・大阪肝臓友の会分担部分)
○テーマ:原発性胆汁性肝硬変・自己免疫性肝炎の診断と治療
-その合併症を含めて-
○講 師:兵庫医科大学 総合内科学 肝胆膵科
助教授 中村 秀次 先生
--------------------------
まだまだやり残していることはたくさんあったのですが、私の患者会に対する仕事納めができそうです。
続きを読む >>
投稿日:2006-12-27 Wed

肝臓がんのピンポイント放射線治療について相談をいただきました。
大阪では、07年1月27日(土)に泉佐野で開催されます。
お問い合わせ先など詳細は以下のとおりです。
続きを読む >>
投稿日:2006-12-26 Tue

最近新聞紙上などで「リツキシマブ」で治療中のB細胞性非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫の一種)患者が、B型肝炎ウイルスキャリアの場合、日本でも劇症肝炎など肝炎を悪化させた例が18例、劇症肝炎が9例(うち死亡8例)発生したと報じられています。
厚生労働省医薬食品局安全対策課は、企業に対して、添付文書の「警告」「重大な副作用」等の改訂を指示すると共に、医薬関係者へ速やかに適正使用情報を提供するよう指示する措置をとったそうです。
続きを読む >>
投稿日:2006-12-15 Fri

14日夜、薬害肝炎訴訟を支える会大阪の世話人会が行われました。
11月24日の地裁での二次提訴第2回期日後の活動や東京地裁での判決日の見通しなどが、弁護士さんらから報告されました。
報告によると東京地裁の判決は当初の見通しより遅くなり3月下旬になりそうです。
大阪地裁や高裁の期日の日程は、1月12日に二次提訴第3回期日があります。その傍聴のお願いと年賀状を兼ねたニュースレターを年末26日に発送することも決められ、年末年始も支える会として訴訟勝訴に向け活動に邁進します。
ご協力をお願いします。
支える会のブログに、年始からの裁判の日程が紹介されています。
続きを読む >>
投稿日:2006-12-13 Wed

患者会でC型肝炎の会員さんから、「強ミノ」を打っているけれどALT値が思うように下がらないという相談を受けます。
肝機能などの検査を受けたときに「フェリチン」を検査してもらったことがあるかお聞きすると、わからないとのお返事も多い。
肝臓に「鉄」がたくさんたまり、これが原因で肝臓の中で活性酸素が発生し、肝炎を増長している場合もあるようです。
C型肝炎でGPT(ALT)値が高い方は、「フェリチン」の検査を追加してやってもらわれることをお薦めします。
ブログ「肝臓のなかまたち」06/04/20付
「友の会だより」で紹介した「肝臓病の食事療法」のまとめ
C型肝炎と鉄制限食の効果
①C型肝炎ウイルスによる肝臓病では、体内・肝内に鉄分が過剰に蓄積することが、活性酸素障害を通して肝炎の活発化、線維化の進行につながる。
②目標フェリチン値20~10ng/ml以下、またはヘモグロビン値11g/dl以下とした瀉血療法により、肝炎の沈静化、病態進展の抑制が期待できる。
③瀉血のみでなく、食事の鉄分を目標摂取量1日当たり5~7mgに抑えることが重要。栄養製剤や流動食に含まれる鉄分、健康食品中の鉄分にも注意が必要。
④活性酸素を消去する、抗酸化ビタミンや食品成分の摂取も有効。
----------
を参考にしてください。
続きを読む >>
投稿日:2006-12-12 Tue


12日午後、NPO大阪難病連主催の「医療制度問題・研修会」がありました。講師は、大阪府保険医協会事務局の腹文夫氏。
政府の医療制度改革の方針(関連法)についての説明と患者や医療者はどう活動していけばいいのかの提言でした。
団塊の世代に焦点を当てた医療制度改革。国は民の助け合いを全面に、民間活力の導入(民間医療保険、健康づくり産業、医療の分野の一層の民営化など)、国の医療・福祉の支出削減にむけて施策を進めるようです。
団塊の世代以上の年代に多い肝炎患者もこれからの医療制度改革にまともに影響することになります。
急いで勉強しなければ。
投稿日:2006-12-11 Mon

11日午後、事務所当番。
会報発送作業後で、会員さん宅に新しい会報が届いた後の当番なので、相談電話や郵便物がたくさんありました。
国会請願署名も署名欄をいっぱいにして送ってくださる方も。
夜、NHKきょうの健康(NHK教育放送)で、「肝炎治療の最前線」が始まりました。15日(金)まで続きます。
説明を担当されるのは、京都府立医科大学の岡上武教授。1日目は、「C型 早期発見のために」。
キャスターからの問いかけ、「感染の原因は」に、岡上教授は、輸血や血液製剤などの他に、感染原因がわからない人が6割いるとの説明でした。
他の部分の説明では、感染原因として、過去の不衛生な注射器などもあげられておられました。
C型肝炎から静脈瘤破裂で亡くなられた作家の伊藤精介氏は、著作「沈黙の殺人者(サイレント・キラー)・C型肝炎―250万人の日本人に巣喰う『発がんウイルス』の恐怖」で、国の厚生行政の責任(WHOの勧告を受け入れずに、注射器の使い回しを放置した)を指摘しています。
当時の厚生省が対策を遅らせた結果、医療や公衆衛生対策の進んだわが国で、C型肝炎やB型肝炎ウイルスを蔓延させた国の責任は問われなければなりません。(村中眞佐子さんの訴え)
続きを読む >>
投稿日:2006-12-09 Sat

9日午後、新居浜協立病院会議室で、薬害肝炎訴訟を支える会の会合が行われました。
原告の武田セイ子さん、弁護団の中森弁護士さん、肝臓病患者会「甘草の会」の松岡会長さんらが参加し、病院の薬剤師さんが世話人に加わっていただき、無事発足しました。
新しい患者さんも数名参加され、原告になれるかどうかの相談も行われたようです。
続きを読む >>
投稿日:2006-12-09 Sat

ウイル肝炎の治療法の選択と治療開始の適切な時期は、やはり専門家と相談すべきだと思います。
インターネット上では、専門医が登場される以下のサイトでご相談されてはいかがでしょうか。
○済生会インターネット肝臓病院 Q&Aコーナー
http://www1.linkclub.or.jp/~saisei/main/5floor.html
○阿波医師会 肝疾患Q&A
http://www.tokushima.med.or.jp/awagun/kan/index.htm
○東京肝臓友の会 肝臓病無料相談
http://www.wellgate.co.jp/cgi-bin/2nd-doctor.cgi
などがあります。
投稿日:2006-12-01 Fri

北海道難病連機関紙「なんれん No.85」
北海道肝炎友の会の元事務局長村中剛樹さんの夫人・眞佐子さんが、北海道難病連の機関紙にB型肝炎訴訟最高裁勝訴判決を得て投稿されています。
一部を引用します。
-----------------------------
B型肝炎勝訴は終りではなく 新な始まり
B型肝炎訴訟を支える会 村中眞佐子
(略) 杜撰な厚生行政により、国策としての集団予防接種でウイルスを植えつけられた夥しい数のB型肝炎患者、感染者に対し、何の救済策もとらずに数十年来放置し続けてきた国への断罪が、最高裁によって為されたものと思う。国はこの判決を受けて、ただ5人の原告に賠償金を支払って終りにしたいようであるが、そんな事で済まされてならないのは言うまでもない。
続きを読む >>
テーマ:こんな事がありました! - ジャンル:ブログ
△ PAGE UP