投稿日:2007-01-31 Wed
今日、妻が帰宅するなり、○○さんが興奮して学校へやってきた。東京地裁の中国残留孤児訴訟の判決について、中国語で訴えてきたそうです。私もこのニュースを聞いて、本当に悲しい気持ちになりました。
厚労省が被告として訴えられている生活保障や健康被害に関する損害賠償事件は、
2007.1.30 【残留孤児】東京地裁
2007.1.31 【原爆症】名古屋地裁
2007.3.20 【原爆症】仙台地裁
2007.3.22 【原爆症】東京地裁!
2007.3.23 【残留孤児】【薬害肝炎】東京地裁
2007.3.28 【トンネルじん肺】徳島地裁
2007.4.25 【残留孤児】広島地裁
と判決が続きます。
【残留孤児】【原爆症】【トンネルじん肺】【薬害肝炎】の4つの裁判に関わる弁護団や支援者で、
3月5日には、「厚生労働省よ更生せよ!! 3月5日市民集会」が東京で開催されることになりました。
○ と き 2007年3月5日(月) 18時~
○ ところ 東京弁護士会館 クレオA
東京都千代田区霞が関1-1-3
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投稿日:2007-01-30 Tue
会報「友の会だより」の原稿があらかたそろいました。会員からのお便りの入力をお願いしていたお二人(肝硬変患者・肝移植体験者)からもメールでデータが届けられました。
校閲をお願いしていた講師の先生(昨年10月の講演会、公立病院の肝臓専門医)からも、朱を相当入れられた原稿が送られてきました。添え書きに、講演を文章にまとめるときの苦労を気遣ってくださるような言葉を添えていただいています。
お忙しい臨床医の先生が、時間を割いて丁寧に校閲してくださったことが、戻された講演録の行間の朱ににじんでいます。
本当にありがたいです。
患者会では、専門医リストのなかから講師の先生を選んで、講演をお願いし、講演してくださったあとまでこのように講演録にまとめ、会報に掲載するところまで面倒をみてくださるのです。一つ一つの講演会を大事にしなければとつくづく感じました。
事務局長さんと相談して来月6日に「版下づくり」の作業(打ち合わせ、最終校正)を行うことになりました。
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投稿日:2007-01-29 Mon
29日午後、事務所当番。ビルオーナーのWさんへのメールソフトやmixiへのお誘いの対応へのアドバイス。お誘いを発信された「ひまわり」さんのmixiを眺めていて、Wさんもはまりそうだとおっしゃっていました。
事務所当番で深刻な相談が2件。
■1件はファックスで歯科医院の対応について。
昨年12月の検診でC型肝炎であることがわかって、受診している歯科医院にそのことを伝えてから、歯石除去をしてくれなくなったそうです。理由を聞くと、「歯石はない」とのこと。
そんなはずはないといっても、「ない」の一点張り。C型肝炎患者の口腔内をさわるのがいやなのでは、相談者はおっしゃいます。
診療拒否に近いような歯科医院に対する苦情は時々寄せられます。文書にして大阪府の担当部署に提出しようと思っています。
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投稿日:2007-01-27 Sat

27日お昼ご飯をかねて友の会の「新年のつどい」。
ホテルのホールを借り切ってですから、少し割高になりますが、気兼ねなく交流会ができます。
高齢になった会長さんのご挨拶を兼ねた「講話」。今年は「免疫のお話し」をされました。
ゆっくりお食事を楽しんだ後に、「体験談」の披露。桑田さんが薬害肝炎訴訟のお話しと支援のお願い。
Gさんが、高齢期に挑戦されたペグ+リバ併用療法で、ウイルスを駆除されたことを紹介されました。
姫路のSさんは、この3年間で9回の肝がん治療(塞栓療法など)を経験されたことを紹介され、昨年末に友の会に入り、たいへん励まされているとお元気な口調でお話しされました。
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投稿日:2007-01-26 Fri

26日、厚労省で開催された「全国C型肝炎診療懇談会(第3回)」に患者団体からの委員として出席しました。
この日で、この会議の目的を達し、「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン-全国C型肝炎診療懇談会報告書-」、付属資料として「ウイルス肝炎について-正しく理解し、検査を受けましょう-」(一般向け)、「肝炎ウイルスキャリア診療の手引き-正しい理解のために-」(医療機関向け)をまとめられました。
午後から開催された都道府県衛生部長会議に、報告書と資料が配付し、これに基づいて積極的に取り組まれるようにお願いすると、懇談会事務局(正林調整官)が説明されました。
さっそく日経新聞が報道しています。
「肝炎対策ガイドライン作成、医師が家庭訪問で治療促進」
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投稿日:2007-01-24 Wed

24日午後から薬害肝炎大阪訴訟控訴審(高裁)の弁論期日。
大阪訴訟第1陣の弁論をパワーポイントを使って、幸長弁護士さんがおこないました。「大阪地裁判決の意義と控訴審にゆだねられた課題」。
被告(国・企業)側は、この日は弁論を行わず、新たに複数の専門家証人を調べること、2期日において1時間ずつのパワーポイントを使った弁論を行いたいと主張していました。
山西弁護士からは、02年10月に東京と大阪で裁判が始まって、5地裁で裁判を迅速に進めるために分担して17人の証人(原告側8人、被告側9人)調べを行ってきた。証人しらべはすでに充分である、と反論、裁判を迅速に進めるように裁判官に要望されていました。
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投稿日:2007-01-23 Tue
厚労省が開催している「全国C型肝炎診療懇談会」の3回目の会議が、1月26日(金)午前10時から開催されます。詳しくは、厚労省のサイトをご覧ください。傍聴もできますので、時間の都合のつく方は、ぜひ傍聴してください。
全国C型肝炎診療懇談会の開催について
第2回の会議で、私は高齢者の肝炎増悪期にグリチルリチン製剤(強ミノなど)の注射で定期的に通院が困難な患者に対する支援について意見を述べました。
介護保険制度など既存の制度を活用できるように検討してほしいし、現場の市町村の担当者が該当する肝炎患者には、通院支援の制度を紹介してほしいと。(議事録:第2回会議の終了まぎわ)
私の発言に関して、医師会から参加された委員(ドクター)から意見が述べられましたが、大変重要な問題だと思いましたし、患者サイドからすれば反論したかったのです。
時間が迫っていましたので、その場では反論しませんでした。
いよいよその会議です。反論しなければなりませんが、発言の機会を得られるようにがんばってみたいと思います。
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投稿日:2007-01-22 Mon
8日付ブログで「東京都の肝炎対策」を紹介しました。Japan Medicine(提供:じほう)07/01/15付で、「東京都の肝炎対策 外来でのIFN治療に医療費助成 2月には肝炎対策協議会を発足」と紹介されていました。
都議会で承認されなければ、スタートできませんが、肝硬変や肝がん患者の治療、また入院患者へのこれまでの助成制度は廃止され、助成対象から外されるようです。
高額なインターフェロン治療の患者負担を軽減されることは良いことなのですが、やはり「残念」と思う患者さんも多いことでしょう。
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投稿日:2007-01-19 Fri

桑田さんのブログで、「週間金曜日」01/12 No.637に、薬害肝炎訴訟の原告で実名公表して裁判を闘っている27人の特集(写真集)が掲載されていることが紹介されていました。
注文していた号が届きました。(写真)
タイトルは、「『人生』を取り戻したい」。
・仙台の小松忠雄さんのご遺族
・名古屋の金田和子さん
・大阪の森上悦子さん
・ 〃 武田セイ子さん
・ 〃 桑田智子さん
・ 〃 両川洋子さん
・ 〃 藤村あさみさん
・福岡の福田衣里子さん
・ 〃 小林邦丘(くにたか)さん
・ 〃 山口美智子さん
・ 〃 出田妙子さん
・ 〃 手島妙子さん
・ 〃 吉田かよ子さん
・東京の久野郁子さん
・ 〃 山本信子さん
・ 〃 平井要さん
(地名は裁判所所在地)
の写真と裁判やC型肝炎との闘いが綴られています。
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投稿日:2007-01-18 Thu

岩手の肝炎患者会「いわて紫波肝友ネット」から、会報が届きました。
岩手県議会で「ウイルス肝炎患者の療養環境改善を求める意見書」が採択されたこと、県議会の一般質問で「肝炎対策」について取り上げられたことが紹介されていました。
岩手では、他の議会で採択された意見書に含まれています「ウイルス性肝炎治療に係る医療費援助及び治療中の生活支援策」に関しては、議会での一致が得られず、意見書には含まれていないとのことです。
薬害肝炎訴訟弁護団が昨年末に調べた地方議会でのこの類の意見書の採択状況は、以下のとおりとなっています。
意見書採択議会(○は肝炎訴訟の早期解決を取り上げた、△はそれに近いものを取り上げたという印です)
(都道府県議会-12議会 ○3)
2006/12/14 北海道議会
2006/12/11 岩手県議会○
2006/12/12 宮城県議会
2006/12/12 埼玉県議会△
2006/12/15 千葉県議会○
2006/12/15 東京都議会○
2004/10/15 長野県議会
2004/07/22 愛知県議会
2006/10/07 京都府議会
2006/10/23 大阪府議会
2006/10/06 奈良県議会
2006/10/06 高知県議会
(市区議会-29議会 ○15)
2006/10/26 札幌市議会
2006/12/15 仙台市議会
2006/12/18 新潟市議会○
2006/09/26 埼玉県春日部市議会○
2006/09/29 埼玉県戸田市議会△
2006/10/25 千代田区議会
2006/12/08 文京区議会○
2006/10/13 渋谷区議会○
2006/10/13 北区議会○
2006/09/26 東京都八王子市議会
2006/09/21 東京都調布市議会△
2006/12/22 横浜市議会
2006/11/27 神奈川県大和市議会○
2006/09/29 静岡県浜松市議会
2006/09/20 金沢市議会○
2006/03/27 名古屋市議会
2006/10/06 京都市議会○
2006/09/27 京都府福知山市議会
2006/10/13 大阪市議会
2006/09/12 大阪府岸和田市議会○
2006/09/27 大阪府豊中市議会○
2006/10/03 大阪府吹田市議会○
2006/12/15 大阪府枚方市議会○
2006/09/29 大阪府和泉市議会
2006/09/27 神戸市議会
2006/10/05 兵庫県加古川市議会○
2006/12/21 和歌山市議会○
2006/09/29 高知市議会○
2006/12/08 北九州市議会
※他に、倉敷市議会も06/12/22に採択されています。
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投稿日:2007-01-17 Wed
阪神大震災から12年、この震災後、肝炎患者の孤独死がたくさんニュースとなって流れました。私の所属する患者会の副会長さんも、孤独死ではありませんが、豊中の住宅が半壊し、被災者住宅(公営住宅5階)に転居し、「肝硬変患者には5階はつらい。通院もままならない」といっておられました。そのTさんも被災後1年も経たずに肝不全で亡くなられてしまいました。
私の12年前、印刷所への期日の迫った会報原稿づくりを早朝からパソコンの前にすわってしていました。その時にしたから突き上げるようにして大揺れです。パソコンラックの上には、10kg以上あるページプリンターがあり、それが動き出して私の前に落ちそうになってきたので、廊下に飛び出しました。
その後のニュースでお隣の忠岡町でも震度5だったそうです。
前年までは、明石と堺の間の野菜の運搬のアルバイトを明け方にやっていました。5時に明石の畑で受け取り、7時までに堺の工場へ届ける仕事です。12月末にリストラにあい、仕事はなくなってしまいましたが、仕事をしていたら阪神高速の上で被災していたことでしょう。
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投稿日:2007-01-16 Tue
大分でも薬害肝炎訴訟を支える会が発足します。2月10日(土曜日)の予定です。
<ほっと Letter ~薬害肝炎の完全解決を願って~>から。
大分県出身で福岡県在住の20代の女性が、2月に計画されている全国一斉の追加提訴で原告の一人として加わわる予定です。女性は出生の際、大分県内の病院で止血剤のクリスマシンを投与され、肝炎ウイルスに感染したそうです。
この提訴される準備に合わせて、に大分県内の薬害肝炎訴訟を支援していた人たちが、大分の支える会を立ち上げられます。
また、2月上旬には薬害肝炎に関するパネル展も大分市内で開催されます。
大分合同新聞「県関係者も提訴へ」
2月4日には、「薬害肝炎訴訟を支える会全国ネット」が発足され、その翌日には、一斉追加提訴もある予定です。各県で薬害肝炎訴訟を支える会ができることを願っています。
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投稿日:2007-01-15 Mon

肝臓病教室や患者向けの院内情報誌「ひまわり」を発行している医療従事者(医師・看護師・薬剤師が、B型肝炎。C型肝炎の抗ウイルス療法に関するテキスト「ウイルス性慢性肝炎の自己管理」(医療ジャーナル社刊)を発行されました。
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投稿日:2007-01-13 Sat

朝日新聞13日付け「私の視点」に、日肝協・赤塚常任幹事の「肝炎対策 超党派で救済の手だてを」が掲載されました。
内容を要約すると、
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有効な治療法が開発されているのに、経済的なことや仕事など社会活動の制約を理由として、治療を受けられない患者が多数いること。
C型やB型肝炎の感染の原因は輸血も含め大半が医療行為での感染で、肝炎がまさに「医原病」であること。
最高裁が集団予防接種で、大阪や福岡の地裁が血液製剤で国などの責任を認めたこと。
最高裁判決後に、各政党が肝炎対策チームを発足させ、対策を検討している。ぜひ、超党派で治療費の助成ないし軽減の手だてをまとめてほしい。
既存の諸制度の弾力的活用なども考慮する必要があろう。
350万人の肝炎患者の切実な願いに、国は応えるべきときだ。
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投稿日:2007-01-12 Fri

12日、薬害肝炎訴訟大阪地裁 第2陣の2回目の期日、所用のために傍聴できませんでした。
兵庫県北部の但馬地域(豊岡・八鹿・養父・香住地域)で活動する肝炎患者会「肝炎友の会兵庫・但馬連絡会」の会報が届きました。(写真)
記事のほとんどが但馬の地域の公的病院が豊岡と八鹿に集約される県の方針の問題で埋め尽くされています。
出石、梁瀬、村岡の各病院は、老人保健施設や診療所に転換しようとするものです。(但馬の医療確保対策協議会)
これでは、肝炎患者がインターフェロン治療など専門的な治療が受けにくくなると危惧しています。
北海道の肝炎患者さんのお便りは、薬害肝炎訴訟を闘っておられる原告さんです。
「北の大地でも肝炎で困っていることを知ってほしい、訴訟のことを知ってほしい」と、薬害肝炎訴訟リレーブログに綴っておられます。
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投稿日:2007-01-08 Mon

8日夕方、妻が熊本から帰ってきました。写真は還暦同期会参加賞(2等)の焼酎。妻にとっては猫に小判。私にとっては「毒」です。「松の泉 原酒」、少し味見しました。おいしい。
高瀬蔵のホールで2次会があったようです。ここの受付さんがつづるブログ「蔵だより」も魅力的です。
東京都がウイルス肝炎患者に対するインターフェロン治療に医療費助成をすることを決め、新年度予算案に盛り込まれました。
※ 東京都福祉保健局保健政策部疾病対策課のサイト
※ 現在の都のB型・C型ウイルス肝炎入院医療費助成制度
※ 東京都の2007年度の予算案概要
※ 主要事業について(福祉保健局)(pdf) この44頁をご覧ください
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投稿日:2007-01-07 Sun

7日午後、地元の小学校を会場に行われている「土曜教室」(サタデースクール)で練習している「琴教室」の子どもたちが、「第21回弾き初め お箏のしらべ」に出演しました。
地域情報紙「ふれ愛通信」の取材をかねて鑑賞してきました。
妻は、早朝から帰省。もう帰る家もないのですが、熊本県玉名市で行われる「玉中 昭和37年度卒還暦同期会」に参加するために。昨年は「プレ還暦同期会」が行われ、私も同行し、熊本から別行動で出水で鶴を見てきました。
今年も同行し、妻と一緒に熊本のハンセン病療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)に12月12日に仮オープンした資料館「社会交流会館」を訪問したいと思っていましたが、どうも日程が合わないために断念しました。
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投稿日:2007-01-06 Sat

昨年11月末に久留米大学・長尾由実子助教授からご紹介をいただいた本がやっと手に入りました。(写真)
久留米大学の消化器内科の先生方が開催された「市民公開講座」で出された参加者からの質問に答える形で編集されています。
長尾先生らのご努力に感謝します。たいへんわかりやすく簡潔に88の質問にコメントがついています。
C型肝炎で療養中の方やご家族の参考書として役立つと思います。
「C型肝炎患者が専門医に聞く88の質問」新興医学出版社
\1,890.-
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投稿日:2007-01-02 Tue

薬害肝炎訴訟を支える会大阪 ニュースレター22号(最新号)
昨年末に東京、元旦早朝には大阪の薬害肝炎訴訟を支援する会のニュースレターが届きました。(写真は大阪)
東京の実名原告・平井要さんは、「長い裁判でいい事など何もありません。病状の進んでいく人は沢山います。いたずらに時間をかけるのはやめて下さい。」と訴えておられます。(薬害肝炎訴訟を支援する会<東京ニュース>22号2頁)
東京地裁の判決言い渡しは、3月23日(金)14:00~
東京地裁1階103号法廷
※前夜には、前夜集会「350万人の願い」が、みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)で開催されます。
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