

判決は、フィブリノゲンについては、承認時から、クリスマシンも同時期から国や企業の責任を認める画期的な判決でした。
福岡の古賀弁護士さんは次のように報告されています。
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初めて時線引きなしの全面勝訴判決です。
クリスマシンについても初めて国の責任を認めました。
1976年12月のクリスマシンの製造承認時から、フィブリノゲンは名称変更した1976年4月から、国企業の責任を認めました。
責任は指示警告を怠った義務違反です。
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古賀弁護士さんのブログ
仙台地裁判決(9/7)も勝訴し、350万人肝炎患者・感染者の療養生活支援に国が取り組む突破口になることを願っています。
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会場は、ほぼ満席になって始まり、予定の演者のお話が終わり、会場からの質問へとうつりました。
子宮がん患者さんからは、同じ病気を持つ患者会を紹介してほしい。
胃癌患者さんからは、外科的治療後の抗がん剤治療の期間や日常生活上の相談ができるところは?
北摂地区の在宅ケアボランティアをされている方から、在宅ケアのネットワークの構築に、連携拠点病院の取り組みについて・・・
など意見や質問が出されました。
私は、「がん診療連携拠点病院」なら、たくさんな患者が罹患する肝臓がんに関して、十分な消化器内科医をおくべきだ、常勤医師がいない拠点病院は、その名を返上するか、早急に消化器内科医を手当てすべきだ」と主張しました。
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この間、友の会に相談のあった肝発がん再発患者さんに、参加をお勧めしていた3人の方が、娘さんらご家族で参加されていました。
60分あまりの講演の後、お世話いただいているゲートタワーIGTクリニックの堀院長先生と山原先生が個別相談を受けていただきました。
個別相談を待っていただいている間に、私やがんを語る有志の会のYさんが、同病者や家族として話し相手になっていました。
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この間の肝炎患者会や患者さんの要望などをまとめてみました。
厚生労働省に対する緊急項目に関する要望事項(案)
1.ウイルス性(B型・C型)患者の救済を
①B型・C型(慢性肝炎、肝硬変、肝がん)患者の治療費助成制度を検討してください。
②B型・C型(慢性肝炎、肝硬変、肝がん)患者の画像検査の医療費助成を検討してください。
③重い肝機能障害を「身体障害者福祉法」の対象にするよう検討してください。
④障害年金の認定基準を見直して、肝疾患患者も受給できる条件を拡充してください。
2.ウイルス性(B型・C型)診療体制の確立を
①2次医療圏毎に消化器内科診療の有無の実態を把握し、肝炎診療がきちんと行える体制を早急に整備してください。
②がん診療拠点病院における肝がん治療とその背景病変である肝硬変の治療体制を確立してください(専門医の確保)。
③都道府県における肝炎対策協議会(仮称)を早急に設置し、肝炎対策の実施計画等を推進してください。
3.治療の促進のために
①抗ウイルス剤(新薬)の保険診療適用を促進してください。
②B型の治療について
・アデフォビル(短剤使用)の保険適用を早期に拡大してください。
・抗ウイルス剤の多剤併用についての保険適用を早期に拡大してください。
・ペグインターフェロン治療を保険適用にしてください。
③B型肝炎ウイルスのジェノタイプの検査を保険適応にしてください。
④肝硬変患者に対する亜鉛製剤補充療法の研究を促進してください。
4.肝炎ウイルス検査の推進と拡充
①肝炎ウイルス検査の自己負担分について公費負担にしてください。
②検査未受診者の解消を図るため、国の負担で医療機関への委託検診を拡大してください。
③保健所だけでなく、市町村保健センターでの受検機会を拡大してください。
④肝炎ウイルス検査の受検機会を増やすための広報活動をマスメディアを活用して精力的に行ってください。
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楽しいひとときをよしもとのお笑いで過ごしませんか。
○ と き 2007年9月23日(日) 19:00~21:30
○ ところ なんばグランド花月 <地図>
大阪市中央区難波千日前11-6
難波駅(JR、南海、近鉄、地下鉄各線)から5~9分
○ チケット 1枚 3,500円(全席指定)
お申し込みは、大阪肝臓友の会まで。
○ 主 催 関西がん患者団体ネットワーク
日本イーライリリー株式会社
後 援 財団法人 大阪対がん協会
「医と笑いのコラボレーション2」イベント案内用チラシ(jpg 900kb)
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そんななか、薬害肝炎訴訟を支える会大阪の世話人会が開催されました。
論議の中心は、
・7/31 名古屋地裁判決言い渡し 傍聴支援
・8/24 薬害根絶デー(厚労省前)
・9/07 仙台地裁判決言い渡し(同日、大阪地裁でも弁論期日)
・9/14 大阪高裁期日(被告側証人の採否の決定<厚生省担当者>
・9/17 東京での大集会(予定)
と、名古屋地裁判決後(8月上旬)の国会ロビー活動と厚労省前行動、東京弁護士会館での報告集会
などへの取り組みについて相談しました。
まずは、皆で名古屋地裁に駆けつけようと言うことになりました。
応援の詳細は、下記ブログ参照
・薬害肝炎訴訟を支える会大阪
・薬害肝炎名古屋訴訟のブログ
「薬害根絶デー」の詳細は下記の通り
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大阪府が、今後のがん対策の推進に関する地域懇話会を開催します。
そこでがんとの闘病を体験した立場からお話をなさいます。
●と き 2007年7月29日(日)
●ところ エル大阪
●参加について(詳細はこの項の後段部分に)
話の柱は、
①患者へのがん情報提供環境の整備
②がん医療の均てん化
③がん患者会の自立
となっています。
①のところで、横浜市中央図書館の医療情報コーナーを写真で紹介して、患者会のパンフレットも置いてあるこういうコーナーを大阪市立中央図書館にも設置してほしいと具体的な要望も提案されます。
発言者のテーマとお名前は以下の通り
☆ がん対策情報センターが行うがん情報サービスについて
(国立がんセンターがん対策情報センター長補佐 若尾 文彦氏)
☆ 大阪府におけるがん対策の取り組みについて
(大阪府健康福祉部地域保健福祉室健康づくり感染症課長 松下 彰宏氏)
☆ がん診療連携拠点病院を中心としたがん医療の取り組みについて
(大阪府立成人病センター がん相談支援センター所長 大島 明氏)
☆ 患者からみたがん医療の課題について
(NPO法人 グループ・ネクサス副理事長 片山 環さん)
☆ 最近の切らずに治すがん治療(放射線治療)について
【特別講演】
(大阪府立成人病センター放射線治療科主任部長 西山 謹司氏)
○ 患者・家族・府民・医療従事者等との意見交換・質疑応答
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お世話くださった方が同窓会のBBSを開設しておられ、出欠のはがきに寄せられたコメントと中学時代のエピソードをまとめておられます。よく覚えているものだとつれ合いは感心していました。
22日途中、上野の国立科学博物館「インカ・マヤ・アステカ展」を見物、篠田謙一氏の講演「ミイラ研究の最前線」も聞いて、夜遅く帰ってきました。
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友の会から、会長・副会長・事務局長さんらと参加しました。
1日目は、フルーティスト奥田良子さんの演奏と講演「心に響く愛の音色~難病と向かいつつ」。疾患・課題別分科会、夕食交流会が開催されました。
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徳島市内で行われ450人がの参加があったそうです。主催は、日本肝臓学会、徳島大学がん診療連携センター等。
末広会長さんのレポートから引用します。
徳島肝炎の会からも会長として私、末広が講演1「肝炎・肝癌~患者の思い~」の題材で講演をいたしました。講演2は徳島県三好保健所所長 三宅雅史さんによる「本県におけるウイルス肝炎対策」、講演3は徳島県立中央病院 消化器科部長 矢野充保先生による「C型肝炎・肝癌の診断から治療まで」講演4は徳島大学 外科学教授 島田光生先生による「肝臓がんの外科的治療」、特別講演は大垣市民病院 消化器科部長 熊田 卓先生による「肝機能正常C型肝炎にかくされた罠―経過観察だけでよいのか?」の5講演が行われました。
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午前中から、港区民センターの会議室を借りて、会員さんにお手伝いいただき袋詰め。お昼前に作業は終了し、お昼頃西郵便局へ。
身体障害者団体が月3回以上発行する定期刊行物「低量第三種郵便物」の許可をいただいているので、一冊あたり20円の郵送料ですみます。
今号のメインは、「講演録 B型肝炎の診断と治療」(講師:神戸朝日病院院長 金守良先生)、ご講演とその後のフロアーからの質問に対するコメントを掲載しています。
この講演録と質疑応答は、肝炎友の会兵庫がテープ起こしを行い、データを提供していただきました。
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仕事を処理するシステムが悪いからだろう。
年金問題しかり。厚労省が被告となった訴訟しかり。
肝炎問題一つとっても、アメリカでは1977年に決着したフィブリノゲンの有用性に固執し、血清肝炎(後のC型肝炎)の重篤性を否定するための裁判を延々と続けようとしている。
そのあたりのことをきちんとすれば、記事が紹介していような「家族と食事ができない」日も少なくなるのではないでしょうか。
毎日新聞(07/07/18)「霞が関国家公務員:不払い残業代は132億円 実態調査」
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薬害肝炎素養の原告・出田さんも執筆された「ハンセン病・薬害問題 プロジェクト 作為・不作為へ」(本の泉社刊)が出版されました。
さっそく注文しました。
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近畿で開催される公開講座は、以下の通りです。
・神戸 7月22日(日) 兵庫県医師会館
医師会主催です。
・京都 7月29日(日) 京都産業会館
・大阪 9月2日(日) 堺市民会館
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長い間、この地域では、患者会主催の交流会も行っていません。一方、保健所主催の啓発講演会などは、四条畷や寝屋川の保健所で昨年も行われました。
相談者には、一度保健所と相談して、地元の専門医をまねて勉強会(講演会)を行ってみようとコメントしわかれました。
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雨の中、傍聴に。名古屋の学生さん達も応援にきていて、傍聴席は満席。
原告側の弁論は、45年前からわかっていた「血清肝炎」が肝硬変へ進展すること、フィブリノゲンのC型肝炎ウイルスの感染性が高いことなど、画像提示によるわかりやすい説明で、被告側のこれまでの主張を論破されました。
一方、国側代理人による弁論は、よく理解できないものでした。
弁論が終わって、国側代理人による証人申請について、裁判官から必要性について陳述するように促されていましたが、法定外の進行協議で説明すると逃げていました。
原告側の山西弁護士が、証人調べは一審で十分に行われている原告たち患者は時間の猶予がないので、証人調べは必要ないと原告達の願いを明快に裁判官に伝えました。
裁判官は、証人の採否については次回期日まで留保するとし、この日の期日は終了しました。
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7月17日(火)13 時30 分~東京地方裁判所103 号法廷で行われる第二陣の弁論期日への傍聴支援の呼びかけ、6・25総理決断要請行動の報告、神奈川・茨城・千葉各県での支援する会の活動を原告の方々が報告されています。
ぜひ、お読みください。
「東京ニュース」のお問い合わせは、
薬害肝炎訴訟を支援する会・東京
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-24-2
長井ビル3階 オアシス法律事務所
TEL:03-5363-0138/FAX:03-5363-0139
Mail:kanenshien-tokyo@hotmail.co.jp
◆「薬害肝炎 被害者の早期全面救済を求める 要請書」
厚生労働大臣と三菱ウェルファーマ株式会社、日本製薬株式会社あての要請署名運動を取り組んでいます。
用紙は下記よりダウンロードできます。ご協力をお願いします。
こちらからダウンロード
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安倍内閣と与党は、選挙前に弱者救済策をたくさん打ち出しています。
・年金未払い問題
・トンネル塵肺訴訟(和解)
・中国残留孤児訴訟(救済策:給付金の上積み)
・水俣病未認定患者対策
等々。
肝炎対策についてはどうでしょうか。
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10日東大阪市の友の会会員Mさんから連絡をいただきました。議決に至るまでお世話いただいた江田議員、またお忙しい中を面談に応じていただいた各会派の幹事長、私たちを議会内でご案内いただいた議会事務局の職員の皆様のご配慮に感謝しています。
議決いただいた意見書は以下の通りです。衆参両院議長、内閣関係大臣に送付されます。
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委員も他部位のがん治療後の経過観察の方や肝硬変で療養中の方など、病をおして参加してくださり、本当にありがたい限りです。
10月に行う総会の会場確保のことが頭の痛い問題です。7月21日が抽選日で皆で手分けして申し込むことになりました。
議題は多く、1)JPAブロック交流・研修会
2)日肝協全国交流の集い(10/13-14京都)、参加者募集と助成金支給
3)チャリティー公演「なんばグランド花月」9/23
4)会員交流会と次期会報発行など
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いわて肝友ネットから会報が届きました。(写真)
総会特集です。会員の現況を見ますとやはり会員の60歳以上は73%を占めています。
事務局長さんが編集後記で感想を述べておいでです。
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このままでは、外科医療は崩壊するそうです。
同学会の門田守人氏が、「患者さんとともに考えよう」と訴えておられます。
人の命、健康を守るためにお金をかけることが悪いことなのか?
私は、良いことだと思います。
外科学会のこの広告活動に拍手を送りたいと思います。
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大阪厚生年金病院、国立病院機構大阪医療センター、県立西宮病院の講師の先生方は、私にとって初めての方ばかりで、期待を持って参加しました。
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閉会した国会では、「日本難病・疾病団体協議会」が、衆参両院に「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現に関する請願」を出していました。
この請願は、両院で採択されました。
・衆議院
・参議院
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7月5日閉会した第166回通常国会で、「肝炎連絡会」のウイルス肝炎患者に対する医療費助成を求めた「ウイルス肝炎総合対策の推進を求めることに関する請願」は、「審議未了」(不採択)となりました。
議会関係者によると、採択されなかった理由は、「公費負担」の項が、厚生労働委員会の一部理事の合意が得られなかったそうです。
野党はもちろん、与党PTでも、新聞報道によれば「インターフェロン治療費助成など」患者支援が検討され始めていたのに、どうしたことなのでしょう。参議院選挙対策だけのアドバルーンだったのでしょうか。
○ 衆議院 請願の結果
○ 参議院 請願の結果
○ 請願の内容「ウイルス肝炎総合対策の推進を求めることに関する請願」
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副院長(外科)、血液内科医、外科医、院内がん登録委員長(消化器内科)、放線線治療医、看護師長、社会事業課長(ソーシャルワーカー)、診療情報管理課長などの方々が対応してくださいました。
驚いたことは、放射線治療医がお一人で週に5日診察や治療に当たっておられることです。
見学後のドクターとの懇談の中でも、化学療法と放射線治療ががん治療の中で注目されており、治療件数は増加の一途、一方放射線治療医の育成はそれに追いつかず、将来を危惧しているとおっしゃっておられました。
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滋賀肝臓友の会の会長Tさんから、滋賀県議会と草津市議会で同様の意見書が採択されたとブログ「ゆうたく」を通じて報告がありました。
・滋賀県議会(07/06/21)
・草津市議会(07/06/29)
意見書採否の紹介のみ
意見書採択の状況(薬害肝炎訴訟全国弁護団のサイトから)
意見書採択、全国の自治体議会に広がってほしいものです。
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