
民間医療機関から出ておられる委員2人が欠席で、26日に開催された親会議「府がん対策推進協議会」で出された「がん医療部会報告概要」(前回の医療部会の報告)について、部会長から説明され、そのことについて意見交換が行われました。
その結果、患者会に関係する部分では、懸案事項として
・「がん医療部会報告概要」で、化学療法の拡充に関する部分について追加する文案を患者会委員がまとめ事務局に早急に提出する。
・各がん診療連携拠点病院の相談支援センター担当者の「連絡会」と患者会がなるべく早く懇談する場を設ける。
このがん対策推進協議会の事務局が、「大阪府健康福祉部健康づくり感染症課」です。がん登録の部分は、成人病センターの担当者が事務局に加わっています。この担当課からは、課長・参事・加藤補佐・総括主査・課員が毎回の会議に出席し会議の進行を補佐しておられます。
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患者会(日肝協)も高畠事務局長が傍聴し、配付された資料を入手しました。
高畠さんからの報告では、厚労省の説明は、患者から強い要望があって実施するもので都道府県の協力をお願いしたいというものだったそうです。しかし、参加された各都道府県からは、その財源を国と都道府県が折半することについて強い反発の質疑があがったそうです。
朝日新聞(オンラインニュース、07/11/27)
肝炎支援策に自治体反発 「薬害は国の責任」
報告によりますと、説明会では与党PTも27日に肝炎対策基本法案を衆議院に提出したもようです。厚労省の正林感染症対策企画調整官は、与党PTがまとめた肝炎患者助成策について説明したようです。
しかし、民主党も特定肝炎緊急対策法案を参議院に提出しています。早くまとめて実施してほしいという強い気持ちは患者である私にもありますが、国会での議論がないままに、事務方が都道府県担当部局に説明するのは、勇み足ではないでしょうか。国会軽視と非難されても致し方ありません。
与党 「肝炎対策基本法案」
民主党 「特定肝炎緊急措置法案」
※明日には配付資料が届けられます。機会を見てその概要を紹介します。
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11/26 事務所当番・府がん対策推進協議会(本協議会・傍聴欠席)
11/28 府がん対策推進協議会医療部会、数値目標案などの提示
府立青少年会館 13:30~
11/29 郷荘校区みんなで子育てを考える会監事会
11/30 墓地に関する地籍図作成閲覧・承認作業
(鳥取県穴鴨公民館)
お墓参り
12/01 松山市民会館 肝炎訴訟説明会
12/02 日本難病疾病団体協議会 患者家族交流集会(肝炎問題報告)
12/03 同団体 国会要請行動/衆議院議員会館
12月はこのほかにも、
12/08-09 都道府県がん政策ワークショップ
(日本医療政策機構とアメリカがん協会(ACS)が共催、東京)
12/16 日肝協 常任幹事会(東京)
と続きます。
先週は、兵庫と京都でがん患者が関わるイベントが行われました。ブログやメールで情報をいただいたので紹介します。
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■ 昨日の続きです。
昨日の腰痛のFさん。市民病院では入院できず、土曜日は日常診療がないので24日も他の病院へ移ることになりました。膠原病もみてくださるという大阪市北区のY病院へ。
Y病院への移動をサポートをするためにそのために朝から市民病院に向かいました。
Y病院でも土曜日のために非常勤医師による診療のために詳しい検査もできず、内科で点滴を受けて、整形で腰痛の対策を相談して午後に予定している診療は終わるようです。
会社が所有しているマンションに移動して家族の来阪を待つとことになるようです。
私は、3時からの「がんに関する講演・相談会」の会場に向かうために、サポートは13時で終えることにしました。
シューグレンの症状も悪くなっているようですが、この方は26日に以前かかったことのある大学病院に相談される予定とのことです。
連休中のアクシデント、思わぬ病気が出ると本当に困ることになることを思い知った秋の休日でした。
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23日夜遅く、長野県難病連事務局長さんから電話をいただく。用件は、大阪で急に病気になって困っている人がいるので相談にのってほしいとのこと。
しばらくすると当人からお電話をいただきました。相当苦しそうです。仕事で東京から移動中に腰痛の発作をおこし救急病院に入院中、痛みが取れないとのことです。おまけにシューグレン症候群もあり、困っているとのこと。看護師もドクターも対応してくれないとSOSです。
妻と二人で新大阪近くのK病院へ車で向かいました。
お会いすると腰が非常にいたそうです。苦しそうです。私も腰痛の経験がありますから、その辛さはよくわかります。整形と内科のある吹田市民病院に転院することになりました。
よく旅をする腰痛持ちの私も旅先でこのようなことになるとと思うと、空恐ろしくなります。
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昨年の最高裁判決を知って、独自に裁判を起こされたようです。被告は国。代理人が十数名で対応しています。数で圧倒し、国の責任をほおかぶりしようとしています。
期日が終了してから上京。弁護士会館で奥泉弁護士を交えて、追加提訴に向けた段取りを、日肝協の在京の役員さんと話し合いました。
B型肝炎訴訟の追加提訴に関する電話相談を、
・福岡では、12/1
・東京では、12/8
に行う準備を始めます。
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20年から30年たって慢性肝炎から肝硬変、肝がんに進行すると言われてきたC型肝炎。
フィブリノゲン投与によって大量のウイルスも投与され、急性肝炎を起こした方の中に、20年以内に死に至った方が多いことを証明したようなものです。
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驚いたことは、インターフェロン治療費の助成を行おうとするものですが、財源の半分を都道府県に押しつける内容となっています。
現在でも保健所で行う肝炎ウイルス検査で、大阪府は国の方針である無料とせず、都道府県負担分を受診者に負担を肩代わりさせています。財政難が理由だそうです。
財政が厳しい府県では、インターフェロン治療費の助成でも同じように患者に負担を求めることになると思われます。
国が全額負担すべきものです。危険な血液製剤を許可し続けたことや、ずさんな予防接種を放置してきた国の責任を自治体に肩代わりさせることは納得できません。
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これまでの活動のまとめ作りの段取りとこれらの活動についても話し合いました。
また、これまでの活動で出された「要望・意見」をまとめて大阪府への要望書づくりも早急に行うことが決まりました。私がその素案づくりを担当することになりました。
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15日には、滋賀県で「これからのがん医療のあり方を考えるフォーラム」が野洲市で開催されました。
患者会からは、きらら会(がん全体)とのぞみの会(乳がん)の代表の方が登壇され、患者会活動とがん医療への要望を述べられました。(京都新聞 07/11/16付)
この滋賀県でも「がん対策基本計画」の策定作業には患者団体は加われていません。開催されたフォーラムにも行政関係者は登壇もご挨拶もありませんでした。
登壇された国立がんセンター名誉総長の垣添先生は、締め括りの発言で、「がん患者さんの参画、医療従事者は医師だけでなく看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどがん医療に関わる人々も加えること」と指摘されていました。
垣添先生の基調講演で、「がん対策基本法」が紹介されていました。法律には、明確に次のように書かれています。
第二条(基本理念)三 がん患者の置かれている状況に応じ、本人の意向を十分尊重してがんの治療方法等が選択されるようがん医療を提供する体制の整備がなされること。
第二十条 協議会は、委員二十人以内で組織する。
2 協議会の委員は、がん患者及びその家族又は遺族を代表する者、がん医療に従事する者並びに学識経験のある者のうちから、厚生労働大臣が任命する。
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11/ 3(土) 血液疾患(対象疾患:再生不良性貧血・突発性血小板減少症)
11/ 6(火) 呼吸器・循環器の特定疾患(難病指定疾患)
11/22(木) 消化器・皮膚・整形の特定疾患(難病指摘疾患)
肝臓関連では、劇症肝炎、バットキアリ症候群、原発性胆汁性肝硬変です。
残念ながら、個別相談の受付は11/8に締め切られています。
患者交流会には、今からでも参加申し込みできます。(ただし大阪市民の方が対象です。)
会場は、大阪市保健所研修室(阿倍野区旭町1-2-7-1000 阿倍野メディックス12階)
お問い合わせは、大阪市保健所・保険総務担当まで。
電話 06-6647-0654
16日午後、事務所当番でした。上記の案内は、保健所の方から患者会の資料を請求された折にお聞きした内容です。 大阪市では、保健所の統廃合で各区に保健所があったのですが、阿倍野に集中されてしまいました。
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12月7日に大阪高等裁判所から和解骨子案が出される予定です。国は、5地裁の判決の違いを理由に、原告との和解では全員の救済ではなく、責任への線引きをして一部の原告の救済を主張することが予想されます。
世話人会では、原告全員への謝罪と救済を求め、「切り捨ては許しません ~薬害肝炎問題の全面解決のために~」緊急集会を行うことを決め、準備を始めました。
11/22(木) 16:30 中之島公会堂正面広場集合
16:45 中之島市役所北側公園女神の像前出発
田辺三菱製薬本社へパレード
17:15 田辺三菱製薬本社要請行動(原告弁護団会社側と面談)
18:00 決起集会 エル大阪南館 5階南ホール(開場)
18:30 決起集会開会
<会場への地図>
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・読売「薬害肝炎拡大に言及、国の責任明確化…基本法案、与党方針」
・朝日「肝炎対策「国に責務」 与党法案概要 民主に協議要請へ」
読売によれば国の責任について「医療の進歩などの過程で、肝炎ウイルスに感染する不幸な出来事が生じたことは事実」だとして、間接的ではあるが、国や製薬会社の責任の存在を法的に明確化する意味がある。」としている。
「不幸な出来事」とかたづけられてはたまったものではないのです。最高裁は、2006年6月16日に集団予防接種によるB型肝炎感染について、筒と針を使いまわしたずさんな国の集団予防接種行政の責任が認めた判決を出しています。
集団予防接種でC型肝炎ウイルスは感染しなかったのか、その検証はされていません。
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毎日新聞「<C型肝炎訴訟>原告・被告双方に和解を勧告 福岡高裁」
弁論期日での原告・弁護団の意見陳述の内容は、古賀弁護士のブログで紹介されています。
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交流会では、最近の薬害肝炎問題と国や政党の動きを説明し、質問を受け、そのあと情報交換や交流を行いました。
薬害肝炎訴訟では、弁護団への相談電話が話し中ばかりで相談できないことが、この日も指摘されました。電話回線を先週から増やして対応されているようですが、追いつかないようです。
インターフェロン治療では、
・主治医から治療を薦められているが、来年度になれば医療費助成制度が始まる予定なので、それまで待ってるのか?
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北海道では、慢性肝炎から肝硬変・肝がん患者まで、治療費に困っている患者に対して助成事業を行っています。
肝炎患者も今後どうなるのか不安を抱いています。
北海道新聞「政府・与党方針に自治体困惑 肝炎公費助成 道など事業整理必要に」
web魚拓でのキャッシュデータ
肝炎患者の助成制度、どう解決していくのか論議が必要です。
薬害肝炎大阪訴訟で7日、裁判所の和解勧告が出されました。その後の新聞各紙の社説を紹介します。
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今年もみかんの木のオーナーに。
長男が東京で住むようになって、我が家は3人家族。食べきれないくらいに実をつけています。おまけに実は大ぶりです。とても甘いみかんです。妻が出勤する前にみかん狩りをしました。
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■【東大阪】 会員交流会のご案内
下記の通り大阪肝臓友の会交流会を開催いたします。
療養について、体験交流会などを行います。
東大阪地区 会員交流会
○ と き 2007年11月11日(日) 13:30~15:30
○ ところ 大阪府立中央図書館 2階 会議室
東大阪市荒本北57-3
(荒本駅 近鉄けいはんな線地下鉄中央線下車、
徒歩5分 <会場地図>
○ 参加について 無料。直接会場へお越しください
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街頭宣伝後、原告さん達はその場で取材を受けておられました。(写真:上段中)
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まず、インターフェロン治療から国費による医療費助成制度の実現へ現実味がいっそう強くなりました。
毎日新聞によれば、
「薬害C型肝炎:患者への経済的支援明記 与党の対策法案で」(07/11/06)
与党PTも5日、「肝炎対策基本法案(仮称)」を発表しました。
■ 政府は、B・C型肝炎のインターフェロン治療の助成として7年間で公費1000億~2000億円を投入する「肝炎治療7カ年計画」を近く公表し、基本法は患者への経済的支援を明記。
■ 与党は原告以外も含めた患者支援策の根拠法とする考え。
基本法案は、
・肝炎は感染者が多く、放置すれば重篤な症状に進行する点を指摘。
・早期治療の促進などで感染者の健康保持を図ることを定めている。
・居住地域にかかわらず治療を受けられることなどを基本理念に掲げ、
国や自治体などの「責務等を定める」としている。
・そのうえで、総合対策として
(1)肝炎患者の医療にかかわる経済的支援、療養生活の質の向上
(2)肝炎検診の質の向上
(3)肝炎研究の促進
--を挙げています。
・厚生労働相に「肝炎対策基本指針」の策定を義務付け、
・同省に指針策定の肝炎対策推進協議会を設置することも記している。
委員は20人以内で、学識経験者だけでなく肝炎患者や家族、遺族の代表も参加する。
としています。
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●大阪高裁期日(第1次原告)
日時:2007 年11 月7日(水)
13:30~
※法廷は、いずれも大阪地方裁判所202 号法廷
期日開始時間の約30 分前から
裁判所北側出入り口付近で傍聴券が配布されます。
傍聴するには傍聴券が必要です。
■この日の注目点は、国側が申請している証人(当時の薬事行政担当者)を、国側が取り下げるのか?裁判所が取り調べの必要なしとするのか?
■裁判所が和解勧告を出すのか?勧告にあたって「所見」が示されるのか?
■薬害肝炎訴訟の今後に大きく影響する期日となります。
報告集会も裁判の後行われます。
ぜひ、傍聴後支援をお願いします。
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抜けている施設の報告項目を出し合い、再訪問の段取りを話し合いました。
合わせて「めざす会」の簡単なホームページも立ち上げることとその内容も確認し合いました。ホームページは友の会のMさんにお世話になっています。
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○大阪府寝屋川保健所
12/17 「C型肝炎の最新治療(仮題)」
講師の先生について相談が寄せられました。
○交野市健康増進課(交野市保健福祉センター)
12/05 「C型肝炎の療養・治療」
講師の先生について相談
○大阪府和泉保健所
01/11 「肝炎の基礎知識と最新の治療および介護上の注意点など」
和泉市立コミュニティーセンターで開催
肝炎患者への周知について相談
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10月、肝炎治療等関するいくつかの書籍が出版されました。患者の療養や医療従事者の参考になり注目される書籍を紹介します。私自身もまだ入手していません。
■「慢性肝炎の治療ガイド 2008」
発行 文光堂 2007年10月19日
編集 日本肝臓学会
装丁 B5判・80頁・4色刷
定価 1,260円(本体 1,200円)
ISBN978-4-8306-1867-3
※詳細は文光堂のサイトをご覧ください
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