投稿日:2008-06-30 Mon

どのような会だったのか気になっていましたが、毎日新聞が報じていました。
「薬害C型肝炎訴訟:愛媛からも声上げよう 「薬害支援」総会に市民ら60人 /愛媛」(08/06/30付)
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投稿日:2008-06-29 Sun


6月に入ってから短い準備期間でしたが、がん患者、家族、がん相談支援センターソーシャルワーカー、がん診療連携拠点病院緩和ケアチーム医、小児がん治療医、がん登録担当者など50人あまりが参加し、大阪のがん対策推進計画案と大阪に求められる「がん対策」について学び、グループに分かれて話し合いました。
講師に招かれた埴岡氏(医療政策機構理事・がん政策情報センター長)は、府民一人当たり3.6円で、島根県の100分の1以下だと指摘、がん罹患率や死亡率が全国レベルで最悪のレベルを改善するためには、あまりにも少なすぎる額だと強調されていました。
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投稿日:2008-06-28 Sat

そこで得られた情報を紹介します。
■フィブリノゲン投与をカルテ等で確認作業を始めた医療機関リスト
厚労省は27日、薬害肝炎訴訟でフィブリノゲンを投与していた病院について、カルテ等残っていて、確認作業を始めている病院について、厚労省がフィブリノゲン納入先リスト一覧に「コメント」として公開しました。
・追加調査について
・フィブリノゲン納入先医療機関一覧について
このサイトの最後の方に都道府県毎の一覧へのリンクあり。
医療機関リスト一覧の最後の項「備考」欄に「フィブリノゲン製剤を投与されたことが判明した元患者の方がいるとの報告あり。」とあるのが、医療機関側の調査でカルテやその他の資料でフィブリノゲンを投与された患者さんを特定できたことなどの記載です。
これらの医療機関では、個別に投与の事実を元患者などに通知している施設もあります。
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投稿日:2008-06-27 Fri

平成19年1月26日に開催された「全国肝炎診療懇談会」以降、開催できなかった会議を、今年は「全国肝炎対策懇談会」(仮称)として、秋までに開催したいとのことでした。
6月20日には、「肝炎治療戦略会議」が開催され、厚労省事務方と委員の間で積極的に議論されたようです。戦略会議のまとめは、来年度予算編成に反映されるとされています。傍聴者の報告では厚労省は、この会議の内容をまとめ、早急に公表するとしています。
第2回肝炎治療戦略会議 (08/06/20)での配付資料がワムネットのサイトに掲載されました。
ワムネット 第2回肝炎治療戦略会議資料
概略 肝炎研究7ヵ年戦略(案)について等を議題とした会議の資料
肝炎患者団体である日本肝臓病患者団体協議会は、7月下旬にも拡大常任幹事会を開催し、厚労省への対応などを協議します。
投稿日:2008-06-26 Thu

1.薬害肝炎:恒久対策に関する要求書(下記の通り)
2.薬害肝炎:検証及び再発防止に関する要求書(別添)
3.薬害肝炎:個別被害救済に関する要求書(別添)
■薬害肝炎訴訟九州弁護団古賀弁護士さんのブログによれば、26日、東京27、仙台6、名古屋12、大阪44、広島5、岡山4、福岡29、合計127名が提訴しました。救済法成立後6回目集団提訴です。薬害肝炎弁護団が提訴した原告は合計900人を超えます。
原告の内訳は、古賀弁護士さんのブログをご覧ください。
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投稿日:2008-06-25 Wed


大阪がん医療の向上をめざす会では、「府がん対策推進計画案」とパブリックコメントについて勉強会を開催します。多数のご参加の下で、大阪府のがん対策をよりよいものにしようと呼びかけています。
投稿日:2008-06-24 Tue

また、平成20年度の本格予算案についても発表されました。がん対策に関連する部分を以下に紹介しておきます。
パブリックコメント募集の項で、「大阪府がん対策推進計画案」も示されています。
■「平成20年度本格予算案について」
p.16 がん対策など
■平成20年度本格予算(当初予算)案について
健康福祉部
p.9 がん対策
p.10 14 地方独立行政法人大阪府立病院機構運営費負担金・貸付
■平成20年度 本格予算案発表について(健康福祉部)
p.7 2.健康づくり (1)がん死亡率ワーストワン返上をめざします
① 【一部新】がん対策推進事業
p.8 ② がん診療連携拠点病院の機能強化事業
p.25 ⑦ 大阪府立病院機構運営費負担金・貸付金【主要検討】(一部再掲)
■大阪府がん対策推進計画(案)に対するパブリックコメントの実施について
・大阪府健康福祉部保健医療室健康づくり課がん対策グループのサイト
<関連>大阪府健康増進計画(案)に対するパブリックコメントの実施について
府立5病院(地方独立行政法人)の人件費や機材更新購入などは、府の負担金が財源となります。医師をはじめとする医療職、専門性の高い優秀な人材確保には財源が必要ですが、心配です。
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投稿日:2008-06-23 Mon
23日長崎地裁で、長崎県内の被爆者27人(うち8人は死亡)が原爆症認定申請の却下処分取り消しなどを国に求めた訴訟の判決が出ました。田川裁判長は、20人を原爆症と認め、却下処分の取り消しを命じました。残りの7人については請求を棄却しました。「積極的認定」の範囲外で請求が認められた被爆者は10人。慢性肝炎や肝障害については「放射線起因性が認められる」と判断。肝臓関係の疾病を抱える原告を全員原爆症と認めました。
朝日新聞(08/06/23付)「原爆症認定訴訟、長崎地裁でも被爆者20人が勝訴」(web魚拓)
国は控訴しないでほしい。原爆症認定基準を見直すべきです。
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投稿日:2008-06-22 Sun

毎年、6月に開催されている肝臓学会大会などの最新情報なども説明されています。
ぜひご自身やご家族の病気のことを勉強してください。ご参加ください。
日本肝臓学会 市民公開講座 <入場無料・事前予約不要>
ウイルス性肝炎・肝がん
あなたのための最適な治療法を選択する
○ と き 2008年7月5日(土) 14:00~17:00
○ ところ 大阪商工会議所 国際会議ホール
大阪市中央区本町橋2-8 <地図>
最寄り駅 大阪市営地下鉄中央線「堺筋本町」駅下車、東へ徒歩8分
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投稿日:2008-06-21 Sat

大阪府が7月議会で本格予算策定(大阪維新プログラム案を含む)が議題になります。また、府は「府がん対策推進計画案」を府議会の議論や同時に府民への意見募集(パブリックコメント)を行い、府議会終了後に「がん対策推進計画」を作成し発表する予定です。
大阪府の意見募集前に、がん患者や家族の方を対象に「府がん対策推進計画案」と「意見募集(パブリックコメント)」の勉強会をめざす会で開催します。
本番、1週間前になり、具体的な準備を相談しました。
この企画の中心メンバーのHさんからは、”100人を集める”大きな勉強会にしたいと発破をかけられました。
写真は、独立行政法人国立病院機構大阪南医療センターの「患者サロン ろーずまりー」オープニング記念イベント案内チラシ
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投稿日:2008-06-20 Fri

・肝炎対策基本法案(与党提出)= 衆議院で「継続審議」
・「新たなウィルス肝炎総合対策の推進を求める」国会請願=衆議院で採択
これで、「肝炎対策基本法案」は、廃案にならずにすみました。秋の臨時国会で、医療費助成の改善策を盛り込んだ法律として可決されるようにがんばりましょう。
・民主党の法案は、参議院に提出されており、参議院は民主党などによる福田首相の問責決議が行われ、法案を提出した民主党が審議を求めていないために、審議未了となりました。
・上記肝炎に関する請願についても、審議未了となりました。
投稿日:2008-06-19 Thu

与党の公明党や野党の他の党ときちんと相談しているのでしょうか。
自民党の態度は、ああまたかということですが・・・・。
民主党のこれまでの熱の入れよう(30回近くの肝炎対策プロジェクトチーム会議など)が、参院国対責任者の判断で、いっぺんに吹き飛んでしまいました。
巨大2大政党制の実態を国民(肝炎患者)に見せつけたできごとです。
肝炎患者のみなさん、
自民・民主党に抗議の声を届けましょう。
自民党
民主党
投稿日:2008-06-18 Wed
薬害肝炎訴訟全国原告弁護団は、6月23日に田辺三菱製薬本社(大阪市中央区)へ和解に応じるように要請行動を行います。集合場所が決まりましたのでお知らせします。
6月23日(月)
12:00 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅1番出口を出た所です。
12-13:00 ビラ配り等の街宣行動
14:00 中之島女神像前集合(大阪市役所南側)
★昨年11月の企業攻めの時と同じ場所です。
14:30 抗議パレード出発 田辺三菱製薬株式会社まで
会社住所 大阪市中央区道修町3-2-10
15:00 直接交渉(原告弁護団で)
直接交渉拒否の場合は抗議アピール)
17:00 記者会見 報告集会
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投稿日:2008-06-17 Tue

薬害肝炎訴訟和解締結基本合意書に基づく「肝炎恒久対策」について、原告弁護団の「要望書」作成準備での意見交換です。
日肝協からは、高畠事務局長ら3人。原告団は、各地から10人以上参加されていました。
・肝炎ウイルス検査(関連して採血器具の使い回しや検査後の受診者への指導)
・肝炎対策協議会(国・都道府県)へ患者代表を
・医療費助成(肝炎・肝硬変・肝がん・肝外病変やインターフェロン治療による副作用など)
・肝炎・肝がん治療体制(中核医療機関・都道府県拠点病院・専門医療機関・かかりつけ医)
・治療法の開発
・偏見差別
などについて、意見交換を行いました。1時間半、短い、私も含めて原告の方々も遠いところから参加しているので、もう少し時間がほしいところですが、原告弁護団は、午後から厚労省との会議があるのでそうも行かないようです。
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投稿日:2008-06-16 Mon
このブログの6日付で「大阪維新」について触れました。13、16日と府議会各会派(民主・共産・府民ネット・公明)の議員の方々に面会し、がん患者団体の協議体である「大阪がん医療の向上をめざす会」の要望書を届け、懇談しました。私は16日の公明党の議員との面談から参加。
大阪府のがん対策推進計画の策定とがん対策の前進を求めるためです。
また、18時からはがん対策グループの担当者とも面談、今後の予定などについて教えていただきました。
府のがん対策推進計画策定のスケジュールは
・7月大阪府議会
・大阪府がん対策推進計画案に対する府民からのご意見募集
(パブリックコメント)7月実施予定
・がん対策推進計画策定(府議会終了後?)
となるようです。
大阪がん医療の向上をめざす会では、下記の通り「大阪府がん対策推進計画案」とパブリックコメントについて、勉強会を開催します。
○ と き 2008年6月29日(日) 13:30~16:30
○ ところ 大阪市立総合生涯学習センター 5階 第1研修室
○ 内 容 1. 「がん対策推進計画」って?
2. 大阪府がん対策にあなたの願いを
-がん対策推進計画に対してのご意見募集- にあたり
○ 講師・アドバイザー/ 埴岡 健一氏
(特定非営利活動法人日本医療政策機構 理事 )
○ 費用 無料
○ メール:osaka@mezasukai.info(大阪がん医療の向上をめざす会まで)
にてお申し込み下さい。定員100名に届き次第、締め切らせて頂きます。
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投稿日:2008-06-14 Sat

日時 2008年7月13日(日) 13:00~16:00
会場 友愛会館 9階 第1会議室 <地図>
JR「浜松町」駅またはJR「田町」駅から徒歩10分
都営地下鉄三田線「芝公園」駅下車1分
「今後の難病対策」勉強会ホームページも立ち上がっています。参考にしてください。
ご参加などお問い合せは、日本難病疾病団体協議会まで。
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投稿日:2008-06-13 Fri

毎日新聞(08/06/13付)が、「厚労省は昨年11月から、製剤が納入された約7000医療機関に調査を求め、5月末までの集計で、カルテなどの記録が残っていたのは1819施設、投与が確認された患者は1万9人になった。」と報じています。
13日は、大阪肝臓友の会の事務所当番、この日も電話でC型肝炎患者さんから相談を受け、2人の方は、フィブリノゲンの投与を疑っておられたが、カルテ等がなく、薬害肝炎被害者救済法での救済の土俵に登れないとくやしがっておられました。
13日に報告された厚労省の資料「フィブリノゲン製剤納入先医療機関の追加調査について」によると、保管されている資料とその施設数は以下の通りです。
平成6年以前の診療録等が次のいずれかにより保管されている施設数
(括弧内は調査対象施設数に対する割合)
1,819 施設(28%)(※2)
(内訳)
診療録(カルテ) 1,352 施設(20%)
手術記録あるいは分娩記録 1,440 施設(22%)
製剤使用簿 130 施設( 2%)
処方箋 129 施設( 2%)
輸液箋あるいは注射指示箋 251 施設( 4%)
レセプトの写し 76 施設( 1%)
入院サマリーあるいは退院サマリー 248 施設( 4%)
その他の書類 235 施設( 4%)
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投稿日:2008-06-13 Fri

微量採血器具や真空採血管のホルダーの使い回しの記事が大量に検索されてきます。本当にどこでやられていたことなのだということですね。
驚いたのは、愛知県医師会の態度です。厚労相の全国調査を受けて県の「採血用ホルダーの使い回し」調査の部分に対して異議を唱え、「回答保留」を会員に指示したそうです。
読売新聞(08/06/13付)
記事によれば、回答を留保する理由として、「ホルダーの使い回しによる感染例はなく、結果が公表されれば、不安をあおるだけ」としています。
参考 肝臓のなかまたち「採血ホルダーも」。
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投稿日:2008-06-11 Wed


B型肝炎と循環器(心筋梗塞)の経過観察です。
予約時間は20時15分、夕方からの雨で、待合はすいていて、2人待てば診察でした。
血圧、心音などを診ていただいたのですが、やはり不整脈があるようです。総合病院での64列CTの結果は、まだ届いていませんでした。バイアスピリンの処方箋をいただき、8月6日の予約を入れていただき、会計を済ませて終了です。
血圧は、140-100でした。この日は、採血(肝炎等生化学検査用)は希望しませんでした。
待合の掲示板が気になりました。肝炎検診のことが紹介されていましたが、40歳以上の岸和田市の検診では、原則500円必要となっています。
看護師長さんに、府の医療機関委託の無料検診もあるのではとお尋ねすると、市の基本検診を受けていただく中で行っていただいているとのことです。その場合は料金がかかるそうです。
整理しますと、40歳以上で肝炎ウイルス検診未受診者のB・C型肝炎ウイルス検査は、
①市の基本検診といっしょに受けていただく。500円必要
②府の医療機関委託の肝炎ウイルス検査を受けていただく。(無料)
となるようです。
クリニックでは、①を推奨されていました。
20歳~39歳までは、②で対応されるとのこと。①は受診できないそうです。
ややこしいですね。
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投稿日:2008-06-10 Tue
5日、大阪府は、財政再建『大阪維新』プログラム(案)を発表しました。http://www.pref.osaka.jp/zaisei/kaikaku-pt/fuan/index.html
・地方独立行政法人大阪府立病院機構(府立急性期総合医療センター、府立成人病センター、府立呼吸器アレルギー疾患医療センター、母子保健総合医療センター、精神医療センター)など運営費(人件費、機材購入費など)の5億円あまりの削減。
・大阪府がん診療連携病院立ちあげ費用(2900万円全額削減)
・がん医療充実強化事業(250万円)
・がん対策推進事業<市町村事業>(1685万円)
・がん診療拠点病院の機能強化事業(1億5000万円のうち500万円削減)
などが、
大阪府の疾病診療やがん対策などに関係するものです。
障がい児者・老人福祉や教育分野の削減は、もっと多岐に幅広く行われます。
一方では、関西空港、箕面の森(開発)、北部丘陵、ダム建設などの大型開発事業は、見直しは少なく、多くの府費が投入されます。
投稿日:2008-06-09 Mon

- 薬害のない明るい未来へ! -
主要テーマは、「薬害イレッサ」、「薬害肝炎」
※ 薬害根絶デーは例年8月24日に行われますが、本年は24日が日曜日のため、22日に行います。
■プログラム■
2008年8月22日(金)
11:45~12:55頃 厚労省前リレートーク
13:00~13:30頃 厚労省前庭・碑の前行動
13:30~14:00 パレード
15:00~17:00 集会(会場は近日決定)
17:30~18:00 街頭宣伝活動
1999年8月24日、厚労省はサリドマイド・スモン・薬害エイズなど悲惨な薬害の発生を反省し、薬害根絶のために最善の努力を重ねていくことを国民に対して誓う決意のもと、厚生省敷地内に「誓いの碑」を建立しました。
この「誓いの碑」を薬害根絶のシンボルとして、国や製薬企業が国民一人ひとりの命を大切にしているか、患者の人権を尊重しているか、医薬品の危険性に注意を払い適切な対策をとっているかなど、絶えず厳しい監視の目を向けていくことが、私たち国民には重要な課題です。
<薬害根絶デー08年度実行委員会からのお知らせから>
■ 薬害根絶の碑文■
命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する。
千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件。このような事件の発生を反省しこの碑を建立した。
平成11年8月 厚生省
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投稿日:2008-06-08 Sun

・真空採血管使用に関する厚労省の通知
・標準採血法ガイドライン(北海道医報・H16/09/01付)
・九州大学医学部 検査を行う際の一般的な知識
・秋田大学の採血マニュアル
・積水 ワンタッチ採血用ホルダーカタログ
このことが徹底されていない事実の一例が、今回の微量採血器具の使い回しで明らかになりました。
・毎日新聞 「採血器具使い回し:日高の病院、患者1万8000人に /埼玉」(08/06/07付)
投稿日:2008-06-07 Sat

医師会長びご挨拶では、「それぞれの病気について診察室で詳しい説明をすることが難しいので、今回のような疾患毎の講演会を数多く行っていきたい。希望があればどしどし医師会事務局に伝えてほしい」とご挨拶されていました。
医師会長さんは、今春就任された新会長さんで、古くからある都市整備機構の大きな団地で開業されている内科・小児科医です。
続いて、この日のメイン講演である「C型肝炎の自然経過と治療」について、都市整備機構が新しく開発した団地で開業されている泉谷医師が講演されました。
先生は、C型肝炎ウイルスとその感染、感染に伴う免疫の動向とそれに伴う合併症について、相当時間をかけてお話しされました。
なぜ、インターフェロン治療が行われるのか、開発されていて次に登場するであろう新薬(酵素阻害剤)は、ウイルス排除を目的とする薬ではなく、ウイルスの増殖を抑えるためのもので、排除をめざすためには、インターフェロンと併用しなければならないことなどについて、説明されました。
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投稿日:2008-06-06 Fri

しかし、カルテなど証拠や証人が見つからず、法律の対象にならない患者たちが、全国で救済を求めて声を上げ始めています。
新潟では、600人が「「カルテのない薬害C型肝炎の全員救済を求める新潟の会」を結成し、国会議員や厚労省に要望書を提出しました。
毎日新聞(08/05/28)「薬害C型肝炎:カルテなく救済されない患者 法律、制度確立を--「新潟の会」要望へ」(web魚拓)
鹿児島でも、「薬害C型肝炎問題に取り組む県民の会」の結成を7月21日に行う準備を進めています。
読売新聞(08/06/)「薬害肝炎県民の会設立へ 来月21日総会」
C型肝炎患者が全国でこのような活動に参加されれば、国の患者への支援策も抜本的に前進する大きな力になります。
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投稿日:2008-06-04 Wed

1日前から造影剤のアレルギー防止のためのステロイド剤+ポララミンを食後と就寝前に服用、当日も検査直前にグリチルリチン製剤を60ml注射してもらい検査を受けました。
検査の感想は、完全に呼吸を10秒間止めなければいけなかったこと。
・グリチルリチン製剤注入後の顔面などのぴりぴり感は、泉佐野の放射線専門クリニックでの腹部CT時のものに比べると、非常に弱かったこと。(商品名は確認しませんでしたが、他の製剤なのでしょう)
・造影剤注入後の体が熱くなる感じも腹部CT検査のものに比べると弱かったこと。
・検査前後の血圧は、115-178と高かったことなどです。
・検査室に入ってから、30分ほどで検査は終了しました。
最近、血圧を測っていなかったのですが、高いことに驚いています。
この日の自己負担分は、10,500円。
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テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体
投稿日:2008-06-02 Mon

先月末の北海道の患者会「はまなすの会」や、肝がん治療医のブログでの情報を見ると、北海道独自の医療費助成事業は健在のようです。
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北海道の制度更新 わかりやすい解説
函館の肝炎友の会のはまなす会の方でわかりやすい解説があります。是非ご覧下さい。
北海道 インターフェロン助成 新制度へ変わります
制度を受給している人には道からお知らせが行くようになっているようなので、わからない点は電話をして聞いてみましょう。
インターフェロン治療を行う人への医療費助成の制度は、従来より自己負担額が増えることのないようにする。
○ 市町村民税「非課税」世帯の万は、自己負担はなし。
○ 市町村民税「課税」世帯の方は、国の基準負担額が道の基準負担額より多い場合は、その差額を道に請求し、後で償還払いをする。
インターフェロン治療以外の肝炎治療を行っている方は、現行制度継続
・抗ウィルス剤使用のB型慢性肝炎
・B、C他慢性肝炎(肝機能が基準値の2倍以上)
・インターフェロン終了後1年以内など
・肝硬変(インターフェロン以外)
・ヘパト-ム(肝がん)
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投稿日:2008-06-01 Sun

市民公開講座
「C型肝炎の基礎知識と最新治療」 <参加費無料・予約不要>
○ と き 2008年6月7日(土) 14:00-16:00
○ ところ 和泉シティープラザ <地図>
北棟2階研修室
交通機関 泉北高速鉄道「泉中央駅」下車、南東へ徒歩5分
○ 内 容 講演1 「C型肝炎の自然経過と治療」
講師 厚仁会 泉谷クリニック
院長 泉谷 良 先生
講演2 ①府の肝炎対策事業
講師 大阪府和泉保健所
地域保健課長 柴田 敏之 氏
②肝炎医療費助成制度
講師 大阪府和泉保健所
地域保健課 主事 藤本 茂 氏
○ 共 催 和泉市医師会、中外製薬、大阪肝臓友の会
連絡先 〒550-0013 大阪市西区新町
2-14-11 東京ビル4階
大阪肝臓友の会 ℡.06-6534-0660
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