日曜フォーラム「いまB型肝炎は~早期発見早期治療のすすめ~」
が放送されます。
NHKのサイトの紹介記事を転載します。
B型肝炎ウイルスの感染者は全国で150万人と推定されているが、感染しても自覚症状がない場合が多く、感染に気づかない人が多数とされる。
そして肝硬変や肝がんを突然発症し、手遅れとなるケースも減少していない。しかし、最近登場した治療薬で、適切な治療を早期に始めれば、進行を抑えることも可能となった。
肝炎ウイルス検査の必要性を提言するとともに、肝がんの進行を抑える治療例を交え、B型肝炎の最新事情を紹介する。
【パネリスト】歌手…石川ひとみ,
虎の門病院分院長…熊田 博光,
厚生労働省肝炎対策推進室長…伯野 春彦,
広島大学名誉教授…吉澤 浩司,
【司会】好本 恵


30日、北海道新聞が伝えています。
「B型肝炎道訴訟 『和解が望ましい』裁判長初の言及 札幌地裁」
裁判は、原告側が望む早期解決に向けて一歩前進です。
政府は、早期和解に向けて真剣に取り組んでほしいと、私たち患者は切望しています。


日肝協の東京事務所から国会請願署名用紙が送られてきました。
日肝協では、昨年12/20に常任幹事会を開催し、2010年開会の通常国会で国会請願行動を行うことを決めました。
そして、署名用紙の内容や厚労省の肝炎対策推進指針策定などを検討する「対策委員会」を設置し、年末から検討作業を進めてきました。
皆様のご協力をお願いいたします。
署名用紙の内容は以下の通りです。
また、いかのサイトからダウンロードできます。
用紙形式は、B5判 裏表2頁です。
http://members.at.infoseek.co.jp/sin594//data/jhc/10JHCsyomei_B5.pdf
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携帯に電話相談が入ってきます。
○C型肝炎の60歳代の女性
血小板が少なくて主治医から脾臓の摘出をしてはと持ちかけられ、心配になって最寄りの保健所に相談。
保健所の担当者のコメントは、「患者さん自身が病気のことをよく勉強することが大切。友の会(患者会)が、良い教材になるから、一度そちらの方にもご相談されては・・・」とのことだそうでした。
血小板が6万。白血球も減少しているそうです。
入会を希望されましたので、会報の見本をお届けすることにしました。
○大阪府南部の30歳代の女性
お母さん(大阪府東部に居住)が、地元の公立病院で原発性胆汁性肝硬変の疑いと告げられ、検査のための肝生検を勧められているそうです。
この病気は、進行することが多いのかなど、お母さんのことをご心配されてのご相談でした。
3月28日の大阪難病連の学習講演会(茨木市)に参加されることをおすすめしました。
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19日の運営委員会で、委員が分担して参加し、友の会のリーフレットなどを配布するようにお願いすることにしました。
2/18 岸和田保健所 総合福祉センターで
2/13 吹田:「市民公開講座」肝臓病から身を守る
ホテル阪急エキスポパーク地下1階
3/14 「市民公開講座」 ~肝臓病を治すためには~ 関西医科大学附属枚方病院 13階
3/14 「肝炎市民公開講座」 岸和田 浪切ホール 4F 岸和田市医師会他
3/28 「PBC講演会」 大阪難病連学習講演会 茨木市福祉文化会館 済生会京都府病院 中島俊彰先生
併せて、大阪府下市町村に対して、「がん検診:肝炎ウイルス検診について」の調査用紙を印刷し、それぞれの自治体担当部署に発送するための作業を行いました。
私自身は、肝炎の会や私事で夕方から時間程度のお手伝いで終わってしまいましたが、他の方々はケンケンがくがくの議論で、話し合いも作業もとお忙しく作業も行われたようです。
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大阪肝臓友の会の担当は、堺市在住のHさん。この日は所用があって参加できないので、年初のこともあって私が代理出席しました。
理事長さんは、入院中だとのことです。患者会です、運営も大変です。自己紹介と加盟患者会の活動について、それぞれから報告がありました。
事務局長さんから、今年の活動について説明があり、総会(4月)に向けて、理事の立候補、募集がされるとのことです。
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22日夕方帰阪し、大阪肝臓友の会の事務所へ。金曜日は当番でしたが、会長さんに替わってもらいました。郵便物の整理をしていると、17時すぐに相談の電話がかかってきました。
40歳代の女性。民間施設で保育士で働いていたが、ペグインターフェロンの併用療法を受けることに。ご相談は、治療を続けながら働くことができるかどうか?
辛いようならいったん退職も覚悟しなければいけないそうです。
なんとか職場の理解を得て働きながら治療を受けてくださいと励ましましたが、こればかりは、職場の理解が得られるかどうかと副作用の出方によります。
併用療法の治療期間は、1年から1年半。これは長い。
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■カルチノイド
中国地方の女性、ご家族にカルチノイドと診断された方がおられます。
注:カルチノイド=メルクマニュアル(家庭版)のサイトの説明
最近、肝臓に転移し、治療法がないと主治医から説明があったそうで、ご家族として心配しているとのことでした。
相談者と患者の方のお住まいの近くのがん診療連携拠点病院・相談支援センターと静岡県がんセンターの連絡先をお教えしました。
難しい病気で患者数も少なく、患者を支えるご家族のご心配やご負担も大変なものです。
難治性のがん患者さんを支える仕組みが、各地で増えると良いのですが・・・
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昨年11月の総会で委員は20人に増員されました。新年早々の会議でしたが、多くの方に参加いただき、テーブルに座るところが無いほどで、会計事務机も活用しての会議となりました。
今後のイベントの準備や会報作りの打ち合わせなどですが、一番重要なのが財政問題。高齢化とインターフェロンによる完治、不況の影響、病気による死亡などで会員は減少傾向が続いています。
会員が増える取り組みが議論となりました。
・会独自のイベントを増やす
・街頭宣伝などを精力的に取り組む
・肝臓専門医の先生方が開催する講演会に、会のリーフレットと併せて、会報などを展示する。
・会のリーフレットに、会報のバックナンバー掲載記事リストを挟み込む。
等々です。
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この映画は、岩手県の山間の村の活動を取り上げたものです。沢内村(現:西和賀町)は、岩波新書「自分たちで生命を守った村」 (青版 668)で読んだことがあります。乳児死亡率が高く当時の村長さんが乳児死亡ゼロをめざして取り組まれ、その後の保健活動で村民の健康を守る活動にまで広げられた様子が、紹介された本でした。
最近もドキュメンタリーでその後の様子が取り上げられていました。
映画のチラシの冒頭には、「“いのち”に格差があってはならない。」と書かれています。
映画は、3月と5月に市内の会館で上映されます。
チラシには、「沢村地域包括医療実施計画の目的と目標(1962年計画策定 一部抜粋)」で次のように書かれています。
幸福追求の原動力である健康を人生のあらゆる時点で理想的に養護するため
(目標)
・すこやかに生まれる
・すこやかに育つ
・すこやかに老いる
これらの目標を実現するためには、
誰でも
いつでも
学術の進歩に即応する最新・最高の包括医療サービと、文化的な健康生活教授することが必要である。
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溝上先生が、研究センターご着任後に患者向けに講演されるのは初めてのことだと思います。肝炎研究のナショナルセンターとして業務を開始した初代センター長、どんなお話をされるのか、患者会のお世話係として勉強をかねて参加しました。
会場は、市川駅南公民館(市川市こども発達センター内)、大須地区にあり、15分くらい歩いたところにあります。
もとは工場地帯だったようです。市川駅南部の住宅地区から工場が混在するところ(ガス会社の球形タンクも2機)、工場とマンションが混在する地区にあります。参加された方の情報によると、以前にはゴム製造や製紙工場があり、相当な悪臭がしたそうです。
講演前に、肝炎・免疫研究センターの溝上先生とご挨拶をいたしました。昨年6月厚労省での全国肝炎対策懇談会以来です。
先生の講演で私が気にとめたことをメモしておきます。
肝がん死の多い国として、モンゴル、日本、エジプトがあり,注目している。
インターフェロン治療が効きそうかどうか、患者さんの遺伝子解析で調べる研究に予算が付き、1000人分の検査ができるようになったそうです。研究に協力いただける方は、無料で検査が受けられるそうです。
現在の精度は、80-90%なので、これを95%以上の確率に上げることが研究目標の一つ。3年後には保険診療でこの検査ができるようにしたい。
国府台病院 肝炎・免疫研究センターからのお知らせ
C型慢性肝炎の患者さまで遺伝子解析によるインターフェロン療法の治療効果予測を希望される患者さまへ
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聴覚障害のある長男の就労、まだまだスムーズにいきません。
患者会の用事とかねて3日間、息子と暮らすことになりました。
14日夜は、凍てつき、道路の水たまりが完全に凍っていました。
15日中央線から見る富士山の美しいこと。武蔵野からの富士山も魅力的です。
早朝に息子と出発し、息子は訓練校最後の日です。
私は、千葉県市川市にある国府台病院へ。あうべきドクターが急用で不在でした。千葉の会の会長さんと消化器科外来待合、売店、医療相談室、新病棟・研究棟建設予定地、現肝炎・アレルギー研究センターの外観などを見学し、病院を後にしました。
会計の待合前のホール壁には、新病棟と研究センターの2棟の建物の完成予想図と設計図が掲げられていました。説明によると平成22年度完成とありました。
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今年は、1月14日~15日には、都道府県政令市中核市の衛生部局長会議が開催されました。
14日11-12時に健康局関係の説明があるという情報が入ったので、急遽上京しました。
肝炎対策に関する新年度予算と事業の概要について説明されましたが、難病やがん対策から様々な分野があり、上田健康局長の説明のことばもだんだんスピードが上がってきます。
12時20分頃に終わったのですが、質問する時間もなく、「ご質問はお配りしている質問用紙に書いて出してください。後ほど回答します」という司会者の説明で終わってしまいました。
肝炎対策についての都道府県への説明の今後の予定としては、
○ 都道府県等 肝炎対策担当者会議 1月21日
○ 都道府県等 衛生主担課長会議 2月4日
です。
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血糖値は、毎日測るのですが、空腹時は朝食前に。昼間でることが多いので、食後2時間値は夕食後に測ることにしています。でも、これが測れない。帰宅して夕食が、この頃毎日、7時から8時過ぎ。その2時間後には、すでに寝てしまっていることが多いのです。困ったことです。
あたふたしていると、産経新聞オンラインニュースに、大変参考になる記事が掲載されました。
産経新聞 10113 【検証 メタボリックシンドローム】NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)
毎食を野菜中心、間食を摂らない、朝・夕食後30分以上のウォーキング!
めげそうですが、がんばらねば。
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先生の近著「泉州のむかしむかし ちぬの海」をいただきました。
先生が4年前から始められた「くわばら(西福寺)から文化を発信する会」のことなども詳しく聞きたくてついつい長居をしてしまいました。
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リボンズハウスを運営するのは、「NPO法人キャンサーリボンズ」。
この開設を記念して、11日午後、「支えあいの輪 スター混声合唱団 in 大阪医療センター」が開催されました。
第1部は、院長挨拶、がん診療チームによる「大阪医療センターのがん患者さんと家族への支援のご紹介。
第2部が、山田邦子さんのおしゃべりとスター混声合唱団によるコンサート。
災害医療棟3階の大講堂で行われ、開場はいっぱいの大盛況でした。
14時から始まったイベントは、あっという間に2時間がたって、大きな余韻を残して終了しました。
第1部は30分ほどでしたが、がんサポートチームに関わる医師、看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーらが、それぞれの持ち場について説明される患者・家族の不安や心配事に答えるQ&A形式で行われた巧みな演出で、よかったです。
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この病院などを運営している医療法人の後援組織「健康友の会」の支部の新年会があり、参加しました。
お昼ご飯を食べながら、今年の抱負を語る会で参加者の交流も行いました。病院の職員さんも参加され、経営問題やこれからのイベントなども説明されました。
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インターネット版の詳細な案内は、「大阪府障がい者自立相談支援センター 地域支援課」のサイトに掲載されています。「肝臓機能障がいの身体障がい者認定(手帳交付)について」。
今年2月から受付が始まる予定です。
手帳の交付申請書には、知事又は指定都市・中核市市長の指定を受けた指定医の診断書・意見書を添付していただく必要があります。指定医については、追って掲載する名簿をご覧ください。
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つれあいとどんなところか様子をうかがいに行きました。
米軍横田基地への軍用機の進入路の真下です。ジェット戦闘機や双発の大型ヘリコプターが真上を飛ぶとその騒音は大きく、報じられる沖縄の基地問題を思い起こされます。
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開催日は、1月7日午後。開催場所は厚労省のある合同庁舎5号館1階共用会議室。
JPAから疾病対策課関連予算概要が届けられました。
写真は、肝炎対策関連部分を肝炎患者会向け資料として打ち直したものです。
説明下には、急なことですが、日肝協役員で相談してどなたかに出てもらいます。最悪、私にその当番が回ってくるかも・・・・。
しかし、その内容を見ると、肝炎ウイルス検診用予算はこの表で見る限り大幅に削減されています。その理由と、来年度の検査方針をきちんと聞いておかなければなりません。
厚労省 予算要求 主要事項 肝炎対策は、37頁に記載があります。
追加要求の主要事項 肝炎対策については、11頁に記載があります。
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