
報道されたニュースから
医療介護CBニュースキャリアブレイン 「「医療基本法の制定を!」医師らが訴え」
赤旗しんぶん「医療基本法の制定へ シンポ“患者の権利 国に守らせよう”」
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202号法廷は、原告とそのご家族、支援者、記者さんたちでほぼ満席。弁論後、徳島肝炎友の会の有川会長が実名原告で記者会見されるからでしょうか、記者もたくさん傍聴しておられました。
原告83番さん(男性・58歳)は、一昨年発癌し、外科切除を受けられました。
担当した外科医からは、肝硬変まで進んでいること、この手術が病気との闘いの新たな始まりであること等を説明されたこと。手広く事業を拡張しようとしていた板金・中古車販売などの商売を息子に譲らざるをえなくなっことの無念さを訴え、国によるきちんとした謝罪と賠償と求めると、堂々とした口調で裁判官に訴えられました。
弁護団を代表し、坂本団弁護士が意見陳述しました。
札幌地裁での国との和解協議の状況を説明され、国の和解案の不当性(謝罪の態度がないこと、和解金の額を「財源問題にすり変えている」、キャリアに対する不当な評価などを指摘し、年内解決に向けて取り組む姿勢を明確にし、大阪でも早期解決のために裁判進行上の配慮を求めました。
1月と3月の弁論期日が示され、法廷での弁論は30分ほどで終了しました。
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今月の診察は、飛ばしてしまいました。
私はどこの病院を訪ねてもパンフレットやチラシ類をおいてあるコーナーを見るようにしています。情報が得られるからです。
写真のチラシを見つけました。興味深いテーマの講演会です。B型肝炎の発症や発癌のことが遺伝子検査で予測できそうかもしれません。チラシから内容を抜粋しますと以下の通りです。
文部科学省「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」大阪講演会
『知っておきたい肝炎の事 ~肝炎発症から肝硬変、肝癌への進行と遺伝子の関係~』
いつも「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」(以下、本プロジェクト)にご協力頂き、誠にありがとうございます。お陰様で、本プロジェクト開始後7年が経過し、研究の成果が少しずつ出始めています。そこで、この度、具体的な研究の成果につき、研究者が皆様に直接お伝えする機会を酪ナました。ご協力頂いた皆様のみならず、多くの方々のご参加をお待ちしております。
・講演日時:2010年11月6日(土)13~14時15分(14時~14時15分は質疑応答)
※申込み不要、参加費無料
・講演会場:国立病院機構大阪医療センター 災害医療棟2階 研修室
<アクセス> 地下鉄「谷町四丁目」駅11番出口すぐ
・講 師:松田 浩一 准教授
東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター シークエンス技術開発分野
主催:大阪府立成人病センター、大阪医療センターの共同開催
<お問合わせ先>
東京大学医科学研究所1号館1階 オーダーメイド医療実現化プロジェクト事務局
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厚生労働省関係審議会議事録等 肝炎対策推進協議会
このサイトには、これまでの協議会で配付された資料や議事録が収められています。
患者側委員6人の共同提案意見は、「資料2 肝炎対策基本指針に望むこと 肝炎患者が安心して暮らせるために」を示し阿部委員が説明しました。
今回掲載されたこの資料については不完全な資料で1頁目の標題部分と、阿部、天野委員のところまでが表示されていません。
日経オンラインニュース「プレスリリース」(10/10/26付)によれば、
「中外製薬、C型慢性肝炎治療薬「ペガシス」などの効能・効果追加承認を申請」
C型慢性肝炎治療薬「ペガシス(R)」と抗ウイルス剤「コペガス(R)」
「C型代償性肝硬変」に対する効能・効果追加承認の申請について
中外製薬株式会社は、「C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善」を効能・効果として販売を行っているC型慢性肝炎治療薬「ペガシス(R)皮下注90μg、同180μg」(一般名:ペグインターフェロン アルファ─2a(遺伝子組換え))─(以下、「ペガシス(R)」)と、抗ウイルス剤「コペガス(R)錠200mg」(一般名:リバビリン)─(以下、「コペガス(R)」)との併用による、「C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」の効能・効果追加の承認申請を厚生労働省に行いましたのでお知らせいたします。
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○内 容:記念講演「新たな難病対策への展望」
講師 金澤一郎先生 日本学術会議会長 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会要員長
患者・家族の訴え(小児難病、希少難病、難治性、長期慢性、地域から)
シンポジウム「各党の難病対策と社会保障政策を聞く」※ロビーにて、団体資料展示・ポスターセッションなどを予定
○参加費:1,000円(資料代含む)昼食券540円(当日590円)
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10月30日に「シンポジウム 医療基本法の制定を!」が開催されます。
がん対策基本法、肝炎対策基本法ができ、難病患者団体は「難病対策基本法」を策定して欲しいとの意見も出されています。
疾病毎の法律を作ることの前に、「医療」に関する基本法が必要との声も大きくなってきています。
「医療基本法制定推進フォーラム」主催、明治大学医事法センター共催で、「シンポジウム 医療基本法の制定を!」が開催されます。
○ と き 2010年10月30日(土) 14:00~17:00
○ ところ 明治大学駿河台キャンパス リバティータワー 1F 1012教室
東京都千代田区神田駿河台1-1 <地図>
医療と憲法の間を結ぶ「医療基本法」。いまその制定を求める動きがはじまっています。確かな未来につながる医療をはぐくむために、基本法はなぜ必要なのか、患者と医療者がともに志す医療をしかと描いてみませんか。
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ぜひ、19日17時までに、肝炎対策事業の重要性を訴える多くのご意見を首相官邸に届けてください。
詳細は、私の下記のブログを参考にしてください。
「政策コンテスト」(国民の安心を守る肝炎対策強化推進事業)
Faxも電子メールもパンク状態です。郵便で今日の集配に間に合うように投函してください。ご協力を!

Faxやメールで出そうとしても届かないのです。パンク状態です。
多くの患者さんからお電話やメールをいただきました。「まったく届けられない!」
首相官邸に皆で抗議しましょう。
募集しながら、十分な体制をとらない官邸の人たち。
インターネット弱者の私たちの声を聞く体制をとらない官邸。
なによりも薬害や集団予防接種などによって感染させた責任を明確にせず、肝炎患者の療養支援策を「コンテスト」で競わせる菅直人総理のその姿勢が大きな問題なのです。
まず、パブコメ意見は、今日郵便局から投函してください。 ご協力をお願いします。 そして、今日からは、菅直人首相に、「時の政権が肝炎患者を蔓延させたのだから、今きちんと、その責任を明確にし、あなたの責任で肝炎患者の支援策を実行に移すべきだと! 1日に120人の肝硬変・肝癌患者が亡くなっている。時間がないのだ」と、抗議の声を首相官邸に届けましょう。
郵便が確実です。郵便です。葉書が安く届けられます。
抗議先は、下記です。
〒100-8968東京都千代田区永田町1-6-1
内閣官房内閣広報室
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気づかない肝炎患者に診断・治療の機会を提供する貴重な財源を確保するためにあなたの声を首相官邸に届けてください!
〆切は、10月19日(火)17:00です。
FAXが通じない場合もあります。郵便で投函してください。


17日14時~、大阪民医連の会議室を利用して、オレンジサポート主催B型肝炎訴訟全国学生シンポジウム大阪集会が開催されました。
大阪では、市立大学の法科の学生さんたちが中心になって準備運営され、集会は成功しました。
患者会の用事があって、最初の1時間くらいしか参加できませんでしたが、初めてユーストリームを利用した動画配信を体験しました。
学生を中心とする地下鉄御堂筋線行動で集められたアンケート結果も発表され、B型肝炎訴訟の世間での認知度も徐々にですが上がってきていることが報告されました。
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気づかない肝炎患者に診断・治療の機会を提供する貴重な財源を確保するためにあなたの声を首相官邸に届けてください!
〆切は、10月19日(火)17:00です。
FAXが通じない場合もあります。郵便で投函してください。



市長の重点公約の一つ、「市立病院の再生」。着々と進められています。その一つ、市立病院のがんセンター・緩和ケア病棟開設を記念し、「第1回泉州がん医療フォーラム・患者にとって最適のがん医療を求めて」が開催されました。
冒頭、辻宏康(つじひろみち)市長さんが挨拶。ご挨拶の中身も大変なチカラの入れようです。
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気づかない肝炎患者に診断・治療の機会を提供する貴重な財源を確保するためにあなたの声を首相官邸に届けてください!
〆切は、10月19日(火)17:00です。
FAXが通じない場合もあります。郵便で投函してください。


15日、事務所当番。当番の前に16回も肝がんの治療を受けたというMさんと梅田で待ち合わせ、喫茶店でお話をお伺いしました。
この日から、事務所当番は、肝がんの治療と療養でお休みしていたKさんが復帰してくださいました。B型肝炎訴訟の報道などで℡による問い合わせが多く、一人での事務所当番は大変です。貴重な戦力の復帰で助かります。
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厚労省から肝炎対策推進協議会の会議について開催告知がなされましたのでお知らせします。
内容を要約すると以下の通りです。
○と き 2010年10月25日(月)15:00~17:00
○ところ 厚労省 5階 共用第7会議室 <地図>
○議 題(予定) 1.肝炎対策基本指針案について
2.その他
○傍聴希望者の申し込み方法
10月18日(月)12:00(必着)までに、下記の事項を明記の上、
FAX(03-3595-2169)またはe-mail(hepatitis@mhlw.go.jp)に
より事務局あてお申し込みください
(申込書に記載いただく内容)
・氏名(ふりがな)
・住所
・電話番号及び傍聴者証の送付先(FAX番号または電子メールアドレス)
・所属先(企業、団体等)
会場の都合上、十分な傍聴席を御用意できないため、同一の所属(企業、団体等)からの複数のお申し込みは、御遠慮くださいますようお願い申し上げます。
詳細は厚労省のサイトでご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000twsk.html
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せっかくなので、お昼過ぎに首相官邸前に出向き、B型肝炎訴訟の官邸前行動に合流、その後、友の会の会員でもあり、大阪原告のKさんらや弁護団と佐賀県選出の自民党・今村雅弘議員と面談しました。早期解決のために応援してくださっています。
15時から衆議院第一議員会館会議室で、B型肝炎訴訟の早期解決を願う「院内集会」に参加しました。
民主党 山井議員(民主党肝炎対策議連・B型肝炎訴訟プロジェクトチーム座長)、福田衣里子議員(同事務局長)、柚木議員(同事務局次長)など多くの民主党議員、自民党大村議員、公明党赤松議員、みんなの党、共産党からも議員さんからご挨拶があり、超党派でB型肝炎訴訟を解決したいとの決意も披露されました。
日肝協からは、沖健一常任幹事が、下記の挨拶(要約)を行いました。
「政府は責任を自覚し、謝罪し訴訟の早期解決と肝炎患者と家族への支援体制と予防接種など医療行為で国民が被害を受けないように恒久対策をとることを求めます。
同じ被害で苦しむ患者の“いのち”に値段を付けるべきではありません。薬害C型肝炎と同様に解決すべきです。
毎日120人もの肝硬変・肝がん患者が“いのち”を失っています。もう待てません。私たちも一日も早く全面解決に向け、日肝協としても可能な支援を行い、力を併せて頑張る決意を表明し、挨拶と致します。」
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泉州の放射線科専門クリニック受診です。造影CTの撮影とその結果を説明していただきました。造影剤の前にグリチルリチン製剤を投与していただきました。ヨードアレルギー防止のためです。
今回も、前回同様に、ラジオ波治療をした下部に「影」がうつし出されました。大きくなっていないので、「そのまま様子を見ましょう」とのドクターの見解です。
画像データをCDに焼いていただき、ラジオ波治療をしていただいたB型肝炎の専門医受診の際に持参します。
写真は、コメントをいただいた部分の「影」の写真です。
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今回は、修正のためのラベル貼り(8日)、付録の自家印刷(9日)、宛名印刷と袋詰め(10-11日)と、非常に手間がかかりました。
今回は、会報で「政策コンテスト」のことを取り上げたのが主な記事と私は思っています。
政策コンテスト、肝炎対策関連予算確保のために、大いに協力してください。
関係ブログは、こちらを参照してください。
ホッとしています。夜には、日肝協の活動報告/方針案の議案に対する意見を書き上げ、先ほど代表幹事に送信しました。



連休の中日、近所では朝からだんじり囃子で賑やかです。天候は昨日の雨とは打って変わり晴天。祭り日和です。
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こんでいる場合は郵便で!




応募用紙はここからダウンロードできます。
情報に寄りますと、厚労省肝炎対策の政策コンテストへの意見は、非常に少ないようです。
このままでは、コンテストに敗れ、肝炎対策基本法が施行された年度の予算編成は、施行前よりも予算が減ってしまう恐れも出てきそうです。
気づかない患者に気づいていただく施策としては、貴重な財源です。大いに推進されるように、たくさんの方のご意見が官邸に届けられるように、よろしくお願いします。
私も患者会のなかまに、コンテストのことを伝え、意見を出していただく様にお願いしています。
幾人かから、おしかりのことばを寄せられました。まず、インターネットから肝炎対策推進室が応募している説明資料が引き出せない、応募用紙くらい患者のところまで届けて欲しい、等々です。
昨日、印刷が上がった「肝臓のなかま」89号にも「政策コンテストに意見を出そう!」と呼びかけの記事を掲載しています。
いただいた意見を具体化するために、応募用紙を自家印刷で500部刷り、挟み込むことにしました。夕方、知人の事務所の簡易印刷機を借り、刷り上げ、夜なべでつれ合いと挟み込む作業を始めました。
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研究テーマのことで「肝がん患者さんからお話が聞きたい」というのが相談事でした。
会の役員さんにはかり、12月の患者交流会にきていただき、交流会終了後4人の肝がんの患者さんに協力していただきました。
博士論文が完成したとのご報告とお礼です。
ご相談を受けたときには、もっと立派な患者会もあるのでそちらを紹介したのですが、先生もそのあたりは手抜かりはありませんでした。すでに依頼したがご協力をいただけなかったそうです。
患者会の役割は、こんなところにもあるのですね。若い研究者・医療従事者を育てるお手伝いをする。私がお世話になっている医療機関に関しても、医師、看護師不足が深刻です。忙しさを理由に患者が主役の医療をめざすためには、労苦をいとわない姿勢を保ち続けることの大切さを感じ取れた1通のメールです。
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20年近く前に友の会だよりの表紙絵を担当してくださった吉川さんから肝臓病疾患を患う「2人展」の案内が事務所に届けられました。
今回はお仲間と2人展です。
春の個展には日肝協の用事などで会場を訪れることはできなかったので、今年は是非参加したいと思っています。
運営委員のHさんも10月初旬から29日まで初芝高校前(堺市)の喫茶店で3回目の個展をやっておいでです。会の事務所へ行く前に寄ってきました。小さな喫茶店で感じのいいお店です。10点ばかりの作品を出しておいででした。店のオーナーが床に何気なく置かれた生け花とマッチしてすばらしい個展になっていました。
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昨年12月7日から4か月間のインスリン治療が終了し半年がたちます。
5日、地元の民間総合病院の糖尿病指導専門医の診察と糖尿病療養指導士(看護師)による指導、皮膚科(糖尿病合併症の予防管理)受診、眼科検査予約などを行いました。
泉北地区(35万人)で、きちんとした糖尿病管理指導ができる病院はここしかないようです。混んでいてなかなか診察日がとれません。昨日が、私の都合もよく紹介状を持ってその病院の紹介状が依頼受け付けに相談に行きました。紹介状に指定されたドクターの診察日だったので、受診できることになりました。
お昼前に採血、この間の食生活などの状況を糖尿病療養指導士の看護師さんから事細かく聞かれました。
ドクターには14時の診察。その間に皮膚科も受診し、足の状況のチェックも行けました。
血液検査の結果は、ヘモグロビンA1C 6.3、血糖値110で自己管理ができていて、週1回の血糖自己測定(空腹時・食後2時間)と糖尿病教室の受講、1回の栄養指導を指示され、来月もう一度受診して、それで合格すれば、かかりつけ医による管理になります。
朝から15時まで、自身の糖尿病管理に費やしてしまいました。
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4日朝、宿題だった「肝臓のなかま」(日肝協の情報誌)の版下を完成させました。
大阪肝臓友の会の会報の発送作業(7日)が迫っていて、会費請求用の「お知らせ」カード、郵便振替用紙の通信欄の印刷なども午前中に終え、午後から宛名シールを打ち出すIさんに事務所でお渡ししました。
Iさんは宛名用タックシールを打ちだし、100名分毎に会報袋詰め作業用に、会費請求をしなければならない会員さんに会費送金のお願いと振替用紙をセットしてくれます。事務所当番と兼ねて一人でするのですから大変です。この日にできなければ、6日も出て作業をしてくださいます。
帰宅してから、つれ合いと「肝臓のなかま」の誤字脱字を点検し、夕方には印刷所に搬入。ホッとしています。
全国の仲間に、肝炎問題の状況と課題を伝え、共有することから始めなければ、肝炎患者の療養環境を改善することはできません。
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「肝炎・肝癌の診断と治療」。講演会の主催は、NPO法人日本肝癌研究機構、MSD株式会社。
どちらも聞き慣れない名称です。日本肝癌臨床研究機構は、近畿大学工藤正俊先生が中心に活動されている非営利活動法人。MSD(株)は、10月からシェーリング・プラウ(株)と万有製薬(株)が合併し、新しくなった社名です。
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2日、「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の総合対策を求める」全国街頭宣伝行動が、大阪ではNPO法人大阪難病連の呼びかけで行われました。難病連に加盟する患者会から50人以上が参加し、賑やかにチラシ配りや署名活動が行われました。
1時間ほどで用意された2000セットほどの宣伝物(署名へのご協力、脳死移植のドナーカードとリーフレット、大阪難病連紹介リーフなど)が、配り終えられました。多くの参加者で行うと宣伝効果は絶大です。若い男女もたくさんの方が署名してくださり、感心しました。
友の会の事務所への用事で、宣伝行動の最後まで参加できませんでしたので、宣伝物の配布や署名数などまとめの報告を聞くことができませんでした。
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意見書そのものは入手できていませんが、お願いしていた文案がそのまま採択された模様です。
9/30にお隣の堺市議会でも採択され待ていますので、その意見書を紹介しておきます。
今後の街頭宣伝や期日の案内も掲載します。みなさん、早期解決のために応援してください。
議員提出議案第28号
B型肝炎訴訟の早期全面解決を求める意見書
B型肝炎訴訟は、国が法律により全ての国民・住民強制した集団予防接種での注射器の使い回しによって、多くの人々にB型肝炎ウイルス感染被害が生じたことについて国の責任を明らかにし、被害救済を求める裁判である。集団予防接種は、予防接種法等に基づき感染症から国民・住民の発症を防止するという目的で実施されたものであるところ、予防接種法が施行された昭和23年から注射器の使い回しが通達で禁止された昭和63年までの間に集団予防接種を受けた全ての国民・住民にはB型肝炎被害者と同じウイルス感染の危険性があったのであり、原告らB型肝
炎被害者の被害は全ての国民・住民にとって決して「他人事ではない問題である。
この間題については、平成18年6月に最高裁判所が、集団予防接種の際の注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスの感染被害を出したことについて国に法的責任があることを明白に認めた。また、平成21年12月に成立した肝炎対策基本法において、その旨が明文で規定され、国自身が感染被害を出したことの責任を認めている。
現在、集団予防接種によるB型肝炎ウイルス感染被害者全員の救済を求めた訴訟が、全国10地方裁判所で係争中であるが、既に札幌、福岡両地裁が相次いで和解勧告を行い、また大阪地裁も和解による解決を促している。しかしながら、国は和解協議には応じながらも、被害者全員の救済に向けて誠意ある対応をとっておらず、解決の引き延ばしを図っている。
B型肝炎は慢性肝炎から肝硬変に移行する、あるいは慢性肝炎を経ずして突然肝がんを発症することもある極めて探刻な病気であり、解決を待たずに亡くなった原告はすでに10名を超え、解決まで一刻の猶予も許されない。
よって、本市議会は、国において、早急に集団予防接種によるB型肝炎ウイルス感染被害者全員に対して謝罪し、被害者全員を速やかに救済するよう強く要請する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成22年9月30日
堺 市 議 会
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