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sin

Author:sin
 B型肝炎患者です。
 大阪肝臓友の会で療養相談担当・事務局長。
 団塊の世代。

 写真は、東京江東区夢の島、「第五福竜丸展示館」の第五福竜丸船尾
 04/03/06 訪問 撮影
「第五福竜丸」の航海は続く 核のない世界を目指して
 JanJanニュースから

■2010年度国会請願 請願行動
 国会請願行動を5月25日に行いました。
 9万5千筆の署名を5/25に国会議員の方々に託しました。ご協力ありがとうございました。
  国会請願署名:「肝硬変・肝がん患者等の療養支援などを求める請願書」

■ 肝炎対策基本法が11月30日成立しました。ご協力ありがとうございました。
 法律に基づき肝炎対策が拡充され肝炎患者の療養が改善されるように今後ともがんばります。
法律
衆院厚労委員会決議
11/26衆院厚労委議事録
日肝協声明

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世界肝炎デー B型肝炎訴訟和解合意後のこと
大阪地裁付近 中之島公園で 28日は世界肝炎デーです。
 厚生労働省がFMラジオを使って啓発番組を流しました。
 放送とそのあとの啓発用映像がユーチューブで視聴することができます。
 http://www.youtube.com/watch?v=8DAqHWSUiKw

 22日、大阪地裁でのB型肝炎訴訟弁論期日後、弁護士さんと今後のB型肝炎対策や対応について、メールでやりとりをしています。



 患者会に寄せられた患者の声を中心に、今後の対策についてまとめて弁護士さんに伝えました。その一部を下記に紹介します。

 ▼提訴対象者の掘り起こし、相談支援、法制化など

 7/22の弁論期日後の報告集会でも参加者から質問が出されていた、補償の対象が43万人にも上るという厚生労働省の推定にどう対応するのか
という質問(質問された方は当会の会員<いつも総会では議長をお願い)が出されました。

 このことを考えると、
 1)提訴対象者の掘り起こし
 2)提訴のための相談支援体制
 3)訴訟事務の簡素化と迅速性
 4)誰でもが納得する被害者救済制度の法制化
 5)提訴できない患者感染者への対策・療養支援
 
などが、今後の検討課題になると思われます。
 患者会では、上記5つ以外にも出されてくるかもしれませんが、現在の時点ではこれらを、B型肝炎訴訟原告弁護団とどう連携して取り組むかです。
 
 ▼ 最近では、財源問題もでています。
 
 肝硬変・肝がん患者への医療費助成など先行の北海道独自の助成制度の例を参考に推計すると、国が行う場合に年間300億円程度の追加の肝炎対策費が必要になると患者会では主張される方もいます。
 
 提訴者への個別補償も大事です。
 でも肝がん肝硬変患者の医療費助成問題はどうするのだという提訴できない患者さんからの声も日増しに強くなってきています。
 患者会では、どちらかというと医療費助成に財源は使ってほしいとの声も強いのです。
 
 がん対策基本法が成立し、がん対策の財源は、たばこ税の増税で大幅にアップしました。
 これらのこともあって、たばこに酒税を加えた増税論議がマスコミにリークされ、紙上などで報じられています。
 
 ▼財源、B型肝炎患者・感染者救済特別措置法(仮称)の法制化について
  原告弁護団での方針を教えていただけるとありがたいです。

■地域連携クリティカルパスについて

 C型肝炎(慢性期)での地域連携パスについては、インターフェロン治療への医療費助成制度が始まってから時間もたっていますので、いくつかの地域で作成され運用され始めています。
 
 大阪での代表格は、堺市医師会
 
 兵庫では、肝炎対策協議会の西口会長(兵庫医大・肝胆膵科教授)が中心になって、進められ、こちらでもいくつかの地域(診療圏)で運用されています。
 
 堺市医師会の例
  http://www2.dfserver.jp/clinical_pass/ 

 ▼B型肝炎の地域連携クリニカルパス

  ▽治療法の問題

 多くのドクター(中には肝臓専門医も)は、ALT値が急性増悪したら、強力ネオミノファーゲンシー(先発薬、類似薬多数あり)の注射や点滴でALT値を下げようとします。
 若い患者さん(概ね35歳まで)の場合、劇症化すれば問題ですが、多くの場合、ALT値の上昇期は、B型肝炎ウイルスの排除期でもあるために、安易に強力ネオミノファーゲンシーのようなお薬をこの時期に投与することは、B型肝炎ウイルスを肝臓の中に封じ込めてしまい、せっかく排除しようとする患者さんの自己治癒の機会を逸してしまう場合があります。
 このような場合(ALT値の急性増悪)は、インターフェロンによる治療がベストだと主張される専門医もいます。
 
 以上のようなことで、恒久対策(予算要望)での肝庇護剤(強力ネオミノファーゲンシーとその類似品)の取り扱いについては、B型肝炎治療に取り組んでおられる専門医を交えた学術的検証が必要だと思います。
 

 ▽地域連携クリニカルパス

 慢性期のC型肝炎の治療は、第一選択肢はインターフェロン治療です。一般的には至極単純です。(インターフェロン治療ができない場合の、地域連携パスが必要になります。)
 
 急性期・慢性期のB型肝炎治療は、ものすごく複雑です。
 
 ALT値増悪の患者さんに対応する場合
 1)劇症化しないかの見極め
 2)ウイルス排除期のALT値上昇と診たてて、しばらく経過観察する(問診、触診、血液検査、時には画像検査など)
 3)インターフェロン治療を選択する
 4)抗ウイルス治療を行う
 5)肝がんなどの重篤な病期に至っていないか、確認する

などが、患者さんを診察した医師は判断しなければなりません。
 このようなことを踏まえた地域連携パスは、作成が難しいとわれます。
 ここが、B型肝炎対策で見落としてはならないことだと私は思っています。

以上です。

  
  
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テーマ:肝炎 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

患者会 | 23:54:04 | Trackback(0) | Comments(0)
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