投稿日:2008-10-21 Tue

友の会だよりの表紙絵を以前に提供していただいていた吉川泰史さんの個展案内葉書をいただきました。毎年、京都府美山町の水彩画を中心に、各地の里山やヨーロッパスケッチ旅行をされて描きためた水彩画を見せていただいています。今年は11/24〜11/30。国の肝炎対策(肝炎ウイルスの無料検査、インターフェロン治療費助成事業)の実績が、全国的に低迷しているようです。
・産経新聞 「『肝炎無料検査受診を』 県が医師会にPR要請 広島」
・共同ニュース 「受給者ゼロの自治体も B、C型肝炎への治療助成」
その中間とりまとめは、惨憺たるものです。
ウイルス検査は、早くから肝炎対策のモデル地区を決めて取り組んできた広島県では、政令市である広島市、呉市、福山市では、数千人規模の受診者ですが、他の地域では県下あわせて数百人という状況です。
また、インターフェロン治療費助成事業も、4月から7月までの3か月間で1万8千人と少なく、このペースでは年間に5万人あまりと、助成事業前の昨年までの実績5万人をわずかに上回る程度です。
ウイルス検査は、無料で受けられる医療機関を限定している地域があることと、PR不足が原因だと思われます。
医療費助成制度は、所得制限と助成額の低さ、長期間の治療期間中の社会生活支援、強い副作用への不安やその対策でしょう。
どちらも制度と取り組みの仕方の改善が強く望まれるところです。
報道によれば、厚労省は「肝炎治療戦略会議」は開催しているようですが、ウイルス検査や医療費助成事業なども含めた総合的な対策を推進するための協議機関(研究者・開業医・臨床医・地方行政担当者・保健所職員・患者)などを含めたもきちんと設けて、対策の実績報告をきちんと行い、それに基づく推進方法を検討しなければなりません。
下記に肝炎治療戦略会議のメンバーを示しておきます。
■肝炎治療戦略会議 名簿 (◎は座長)
飯沼 雅朗氏(日本医師会常任理事)
岡上 武氏(済生会吹田病院院長)
金子 周一氏(金沢大学大学院医学系研究科恒常制御学教授)
熊田 博光氏(国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院長)
坪内 博仁氏(鹿児島大学大学院医歯薬総合研究科消化器疾患・生活習慣病学教授)
豊田 成司氏(札幌厚生病院副院長)
◎林 紀夫氏(大阪大学大学院消化器内科教授)
脇田 隆宇氏(国立感染症研究所ウイルス第二部部長)
△ PAGE UP

